昨日馴染みの店の姉妹店で呑んでいたら、馴染みの店で頼んでいる裏メニュー『マグロのなめろう』を作ってくれた話をした。
もともとはメニューにある『まぐろブツ』を改良して作る裏メニューなので、姉妹店だからこそ同じ材料が揃っていたのだと思う(笑)。

マスターは古くから付き合いがあるので、店に入った時から「今日は1人でどうしたんですか?」なんて聞かれ、挨拶程度に多少の会話はしていた。
オレは昔からの常連客の様なポジションなのだろうが、常連客だからこそ、他のお客さんにも迷惑にならない様に話を手短に済ませるものの、マスターは気にしない様子でオレの席まで来て世間ばなしをするので、コッチがヒヤヒヤしてしまう(汗)。
そんな会話の中で『マグロのなめろう』の話が持ち上がり、マスターが「オレが作りましょうか?」と作ってくれたのだ(笑)。

オレはヨメさんを待っていて1人だったし、おとなしく呑みながら『マグロのなめろう』を味わって感激してたのだが、そんなオレにマスターから「美味しいですか?」とLINEが届いた(苦笑)。

他のお客さんも居るし、店内にはバイトの子が3人ぐらい忙しそうに歩き回っている(汗)。厨房はマスター1人なので、どこにそんな余裕があるのか、バイトの子が「◯◯注文入りましたー」と声をかける度に「あいよーぅ」と返事をしながら、飄々とオレにLINEを送っているのだ(苦笑)。

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この後でヨメさん、近所の呑み仲間が合流するのだが、結局もう1品同じ料理を作ってくれた(笑)。
姉妹店とはいえ、馴染みの裏メニューをわざわざ作ってくれた事にはヨメさん一同感激だったし、とても有り難かった。

オレは普段の平日は酒を呑まないが、お酒が飲める体質で良かったと思うし、お酒が飲めるからこそ知り合った出会いが沢山ある。

本当に数えきれないぐらい沢山あって、多くの人から心づかいを受けて来たと思う。

これはひとえにお酒が飲める場で生まれた『縁』だし、ヨメさんと2人で「ありがたい事だ…」とシミジミ話した(苦笑)。

サラリーマン時代に酒飲みの先輩から、「今まで呑んできた金を計算すると家が買える」と聞いた事があって、無駄な出費である事も確かではあるのだが、今までの縁が全て無かった事を考えると、とても損をしている気がするし、人間としての成長すら足りなかった様にも思う(汗)。

それは相手の心づかいを知る度に、自分も別のカタチで応えたり・返そうとする意思や、関係を維持する為の努力だと思うのである。

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