たまに買い物なんかに行くと、革ジャンを見て欲しくなったりする(苦笑)。
ズッシリとした重さに「(いい革使ってるなぁ…)」なんて感心する一方で「(どうせ着ないしなぁ…)」なんて誘惑と戦っている(苦笑)。

長くバイクに乗ってきて何着も革ジャンを持っていたが、結局手入れが大変なので着ないとカビてしまう為に手離してきた(汗)。

既に持っている革ジャンは1着だけで、コイツだけは手入れをしなくてもカビないので、ずっと残して今も持っている。

もう20年以上も前に中田商店がschottと別注で作ったコラボで、最初からグレーに塗られていた。
塗られた色が気に入ったのだが、当時はダブルのライダースとシングルのライダース2種類が売られており、schottならば別売りで『襟』が付けられる事を知っていたオレは、ダブルのライダースの方を選んだ(笑)。

そのまま上野の反対側にある革ジャン専門店に行って襟を買って帰ったのだが、コイツは塗装がコーティングの役割をしているのか、手入れをしなくてもカビる事がないのである(笑)。

結局ホントに寒ければ革ジャンなんて着ない訳で、今はダウン以外にもゴアテックスやプリマロフト、ポーラテックやシンサレートなど、便利な新素材が次々に開発された。

これでも若い頃は革ジャン1枚でイキッて乗っていた時期があったのだが、今では「いつ着るの?」と思ってしまうぐらい、オレの中では着る時期が浮かばない(汗)。

デザインや雰囲気は圧倒的にカッコイイと思うのだが、自分が使うとなると踏み切る事が難しい(汗)。
それでもいつか買ってしまいそうなぐらい、誘惑と葛藤している(苦笑)。

*メールの紹介*

『テリーゴディーさん(??)』からメールを頂きました。
ありがとうございます(笑)。

題名: がビーン

しがないサラリーマンです。
今辛くて辛くてどうしようもありません。
シゲアキさんは脱サラしたとの事ですが、
サラリーマン時代に病んだ事ありませんか?
今は昼寝出来るほど余裕があるのが羨ましいです。

ありがとうございます。
サラリーマン時代に病んだ事は無いですが、身体を壊した事はあります(汗)。
全身に痺れが出て、箸も持てないし字も書けなくなって、精密検査で脳波やCT、MRIとか全部受けても異常ナシで…(汗)。多分オレはメンタルが強かったので、「(このままだとバイクにも乗れなくなっちゃう!)」と、ソッチの方で焦ったのですが、それは会社のストレスから来ていたのだと知りました。
西洋医学がダメで東洋医学で気功とか扱う先生の所で改善したのですが、1ヶ月ぶりぐらいに会社に行ったら、駅に着いた途端に症状がガーンと戻って、一歩前に足を運ぶ度にドンドン症状が重くなったんです。
それで初めて「(あぁ、会社が原因だったんだ…)」と解りましたね(汗)。

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でも原因さえ解れば、後は乗り越えるしかないというシンプルな考え方なので、ソコからは回復が早かったですし、きっとメンタルは強いのだと思います(苦笑)。

サラリーマン時代は仕事が嫌というより、人間関係の煩わしさが圧倒的に多くて、『◯ねばいいのに』と思うぐらい嫌なヤツと顔を合わせる事が「(面倒臭ぇなぁ…)」と思って辛かったデス(苦笑)。

そうなってくると、もう『会社』という組織・空間に居る事自体が嫌でたまらなくなって、その場に居る事だけでも嫌なぐらい(笑)。これでも若い頃には職場の皆んなと呑みに行ったり話したりしていたものですが、気づけば忘年会すら行かなくなってたし、昼休みなんて早く食べて寝る事しか考えてませんでした(いま毎日時間を気にせず昼寝してるのは、その反動なのだと思います:苦笑)。

テリーゴディーさんが『辛い』と仰ってましたが、オレも振り返れば当時が辛かったんだなとは思うものの、その時は「仕方がない」で割り切れていたので、辛いとは思いませんでした。

会社を辞めた後もバイトなんかで20ぐらい歳が離れた大学生にバカにされたりして、『◯ねばいいのに』とは思いましたけど、辛いとは思わなかったですね……。

漫画を連載していた時にも担当さんからガン詰めされて、正月に実家に帰省している時にまで長文のLINEが延々と送られてきて、でもヨメさんと「絶対に揉めない」と話し合ってたので耐えました(苦笑)。

何が言いたいのかというと、『ネガティブ』になるのだけはゼッタイ良くなくて、それは日々頑張っているご自分の身体すら報われない・更に追い込む結果を作っている気がします。
どんな環境であれ、前向きなポジティブに捉え、自分の身体ぐらいは労ってあげて欲しい。まずそれが第一段階なのではないでしょうか。

オレの場合はバイクがあってヨメさんがいて、古くから付き合ってる仲間たちがいました。
会社で呑みに行くぐらいならヨメさんと呑みに行った方が楽しかったですし、バイクの仲間たちとバカをやっていればネガティブな発想なんて浮かびませんでした。

次は『行動を起こすか』『受け入れるか』の二択でしょうし、簡単ですよね。
自分が変わらなければ周りの環境が変わる訳ないですし、ならば受け入れるの選択肢しかない。行動を起こすのなら『何をするか』でしょうし、オレはバイトもしたしバイトの面接すら断られたりしました(苦笑)。

40歳過ぎてから原稿を持って出版社を回ったりもしましたし、ガムシャラだったけど『行動力』が有ったのだと思います。何かアクションを起こさなければ何も起きないですし、今その時の自分が思いつく事・やれる事を頑張りました。

その結果が現在で、昼寝ができて羨ましいと仰ってましたが、ヒトを羨む事はネガティブでもあるので、あまり良くない気がします。

オレは確かに昼寝ができますが、こずかいなんてゼロですし、休みも無いです。
でもポジティブな発想なので、バイクも維持できながら週末にヨメさんと呑みに行ける今の生活を「(最高だ♡)」と思ってます(笑)。

収入は増えてるはずなのですが、全部ヨメさんに任せているので詳しい家計を知らないですし、大変だった時期を知っているので基本は我慢、ヨメさんがアレ欲しい・コレ欲しいと言っても「ボクいらない」「お前だけ買えば?」と、『大丈夫なのか?』の慎重派です(苦笑)。

先日ヨメさんとそんな話をする機会があって、我が家の家計的な事情を教えてもらったんですけど、意外とシッカリしていて安心しましたし、もっと貧乏だと思ってました(苦笑)。

だからといって贅沢しようとは思わないですし、基本はヨメさんと2人で『早めの老後』を迎えられれば良い。
のんびり暮らしたいだけなので、低め(?)に設定したハードルを目標に生きていければ良いなと思ってます(笑)。

他人を羨んでもネガティブになるだけなので気にする事はないですし、『ソレはそれ』なだけ。
オレの苦労や辛い話なんてダレも聞きたくないだろうと思ってしないだけで、感受性が豊かな分だけ人より多く味わってるかも知れません(苦笑)。

でもそれを補えるポジティブな思考だから他人を羨む事が無いですし、「確かにあんトキぁ大変だった」で済むのです(苦笑)。

まずは冷静になって、ご自分のケアから見つめ直す事をお勧めします。
自分が幸せだと思う生き方が見つけられれば、いくらでも幸せに生きられますし、他人になんと言われようと『勝ち組』ですよ。

サラリーマンは『我慢料』として給料を貰っています。
それが嫌なら従う事なんてないし、オレみたいに会社を相手取って裁判起こしてでも辞めればいいんです(苦笑)。

自分が死ぬ最期を迎える時に「(こんだけ幸せだったら、そりゃ死ぬか…)」と割り切れるぐらい、ハッピーに生きたいものですね。

お互い頑張りましょう!
ありがとうございました(笑)。

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