物心つかない頃から2つ上の兄の真似をして絵を描いていたオレは、昔から絵は得意だった。
自分から動いた事はないが、学校や地区の何かでは賞を取ったりした気もする(笑)。

大した考えもなく就職してサラリーマンになったが、自分の体験を漫画にしてみようと思ったキッカケからワイルドマンの連載が始まり、そこで得意だった『絵』と今までの『体験』が結びつく形になったのである。

色んな意味で大変だったし、漫画はイラストの様なワンカットではない。ただ、ワンカットも大事という難題にいつも頭を悩ませ、結果的にはとても成長できたと思う(苦笑)。

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オレは紙という平面だけに限らず、素材から追求してデザイナー的な事をしてきたが、ここでデザイナーだけではない漫画家という『もう1つの武器』を手に入れたのだ。

自分で物語を考える事に成功したオレはシナリオを書く『脚本家』としても収入を得られる様になり、二刀流を使いこなしてディレクターという武器も手に入れた。

軍事力が陸・海・空と別れるならば、オレは仕事の面でそれぞれの道筋を作る事に成功したのである。

(*つづく)

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