生まれ年も星座も、血液型までも一緒なのに、なぜか全く正反対!な、私の旦那さん・渡辺シゲアキという謎男の生態を、ヨメの目線から分析シリーズ第36弾。

●渡辺シゲアキ●
丑年・獅子座・AB型
・せっかち
・丁寧
・才能あり

●ヨメ・カヨコ●
丑年・獅子座・AB型
・のんびり
・ガサツ
・才能って何?

ホントの芸術家
〜たまには嫁ブログ36〜

少し前に、doodle50の早川夫妻と飲みに行きましたが、芸術家同士が仕事の話をすると違うな〜と思った事があります。
カバン屋のモッチーや、ジュエリーのガルシアの坂本さんとの製作打ち合わせの時もそう。
みんな技術屋・芸術家。イメージを正確に伝えることはとても難しい。それをお互いが分っているから、擦り合わせに妥協がない。絶対曖昧には終わらせないのだ。激しいやりとりは、隣で見ていて結構ドキドキします。

凡人の私は、ある程度曖昧にしてしまうのが普通。何度も説明して雰囲気が悪くなるのもイヤだし、実際自分のイメージに大したこだわりもない。

しかし! 芸術を生業にしている人達はそうはいかない。それが自分の作品となるし、評価の全て。妥協出来る訳がないんですよね〜。頭の中にはビシッと明確な正解がある。だから芸術家なのだなとつくづく思います。

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一方で、普段の製造(下請け)側の仕事をしていると、こだわりの強い顧客は実はすごくやっかいです。
こだわっているはずなのに明確なビジョンがなかったり。
自分の予算や日程に見合わないクオリティばかり求めて来たり。
ギリギリまでゴネるのが芸術家っぽいと勘違いしていたり(ドキュメンタリー番組見過ぎ!)。
昔は「すごいなあ。芸術家ってこだわってるんだなぁ」ってバカみたいに思っていたものですが、ホントの芸術家たちが身近な存在になったら…気付きました。アレ、ニセモノですわ(苦笑)

その点、ダンナさんは製造とデザイン・両方の視点があるハイブリッド。もともと技術屋なのもあるけど、モノを実現化するための作業工程にまで気を配る。あらゆる視点から観察が鋭い。

そんなアツいダンナさんの周りには、ホントの芸術家さんたちが集まる。
私にはすごく不思議な世界〜


*ダンナの感想*

そんな激しいやり取りなんてしてないけど、ヨメさんにはそう見えるのだろうか…(汗)。
作り手同士は会話が弾むし楽しい事は確かで、歳が近ければ刺激にもなる(笑)。

ジャンルは違えど、今は世の中をどう渡っていくか? の戦略的な考えを聞くのも面白い。

オレの周りは1人で仕事をしている人が多いので、オレ自身もしかり、周りにアンテナを立てて自分の置かれた環境と今後の展開を読んでいる。

オレはディレクターとしても活動しているので、運営者さんなんかと会議をする機会も多いのだが、色んな運営者さんと関わるほど、自身でYouTubeを立ち上げようとは思わなくなってきている。

とにかく毎日数字に追われ、全然楽しそうじゃないのだ(汗)。

そりゃあ収入に直結するから無理もないのだが、オレは作り手として間に入り、シナリオや絵を描きながら運営者さんの負担を減らし、オレを使う事でプラスが増える付加価値として、収入を上げてきている。

自分が何もできない状態で、YouTubeだけの収入1本でやっていく事はあまりに危険で、逆に関わりながら自分も勉強し、ヨメさんがやろうとしているワイルドマンのYouTubeにアドバイスをしている訳だ(笑)。

関わって勉強するほど、YouTubeの業界というのは本当に大変だという事が解るし、言うほど安定してない事も解る。

アメリカのゴールドラッシュの時代に、一攫千金を夢見た人たちが多く集まったが、最終的に一番儲けたのはバケツ屋さんだったという。

金を探す為に集まった人たちに、泥を掬うバケツを売った人が一番儲かったという有名な話なのだが、オレはバケツ屋を目指している形に近いのかも知れない(笑)。

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