バイブズミーティングの会場を出た直後、事件は起きた(汗)。

河口湖インターから中央高速に乗る前にガソリンを入れようと、独立記念キャンプの時にも立ち寄ったスタンドでガソリンを入れたのだが、エンジンをかけようとするとキックがスカスカでエンジンの圧縮が全くない……(汗)。クラッチを切っている状態では起こる現象なのだが、クラッチを切っても繋いでも症状は同じで、抵抗が全く働かない状態でキックがクルンクルンと空回りしてしまう(汗)。

ついここまで普通に走ってきたので「???」と思って調べてみると、セルモーターのコンデンサーから出ているアース線の端子が外れていてビックリしたのだが、これはキックの圧縮とは関係のない別の症状だ(汗)。

「(おいおいおいおいおい……)」と思って調べてみたが、アース線の端子を留めていたボルトは抜け落ちており、同じサイズのボルトは見当たらなかった(汗)。

キックの圧縮が抜けている現象は解らないのだが、『行き』の段階で到着した時にクラッチカバーを押し上げたボルトが何か悪さをし、クラッチの中で何かが起きているのだろうか……

とりあえず言える事は、現状では走行不能だし、このガソリンスタンドでは何も対処できる事がない(慌ててたので写真を撮ってないのだが、下の写真は独立記念キャンプの時に立ち寄った、同じガソリンスタンドの写真:汗)。

全然状況が飲み込めないヨメさんに事情を話し、『行き』の時に途中にあったハーレー屋さんを思い出した。
ディーラーではなくカスタムショップなので、オレのバイクも見てくれるかも知れない…ただ、どこもハーレー屋は忙しいと聞いていたので、飛び込みでも見てくれるのだろうか?
調べて電話で聞いてみると、お客さんのバイクを見ているが40分ほどで終わると言うし、その後であれば対応できるらしい。

何とかなるかも知れないと思ったが、作業が終わるまでの40分をガソリンスタンドで待っているのなら、少しでもお店に近づこうとバイクを押して歩く事にした(汗)。

ヨメさんが調べてくれたお店までの距離は約4キロ。荷物も積んでいるのでなかなかの距離だが、幸い道は長い下り坂である。

「上り坂が出るまで頑張って押して歩こう」となり、オレがバイクに跨りながら、ヨメさんが後ろから押しながらというスタイルで、バイク屋までの距離を延々と歩いた(汗)。

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帰るであろうバイク乗り達がどんどん追い抜いて走り去る中、ヨメさんと2人で延々と歩く……
いよいよここまでかという上り坂が見えた所で調べてみると、お店はすぐそこだという事が解り、最後の力を振り絞ってなんとかバイクを押して店まで到着した(汗)。

『ジーン・チョッパー』さんに到着して事情を話すと、やはりキックを踏めば回るはずのクラッチがウンともスンとも言わない(汗)。
症状的にはキックギアが欠けた症状に近いのだが、オレとしては何としても自走して帰りたいので、走れる状態に戻して欲しい気持ちを伝えた。
だが、オレのバイクは他の店で修理をしたばかりなので、ゆくゆくの事を考えるならば、作業したお店で修理してもらう方が一番明確で、補償も効くらしい(汗)。
言われている事は最もで、仮に走れる様に戻ったとしても、次に問題が起きた場合「どこでどこまでどの店で直したのか?」がグチャグチャになってしまう(汗)。

悩んだが、作業してもらったお店に連絡して、運んでもらう事になった(泣)。

東京から迎えに来るまでの数時間、朝から何も食べてないので外でメシを食ってくる事にした(泣)。

帰れなかった……仕方がないのだが、最後にこれは残念である(汗)。

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