この前、新宿の都庁まで行ってワクチンを受けてきた。

オレたち夫婦は3回目の接種だったのだが、1回目と2回目は家の近くの別の場所で受けた為に「今回は何で会場が都庁なの?」とヨメさんに聞くと「(都庁の)予約が取れたから!」と言われた。

ヨメさんの言ってる意味がよく解らなくて、「いつもの会場は予約いっぱいだったんだ…」と言うと、そうではないらしく、「都庁に行きたかったから!」と言う(汗)。

「はぁ?」と一瞬意味が解らなかったのだが、どうやら観光目的で会場を選んだ様だ(汗)。

まぁ、予約はヨメさんに任せてるし、別にいいけどさ…なのだが、オレは都庁に何の魅力も感じないし、なんでわざわざ都庁なんかに行きたいのか理解できないのだが、ヨメさんは都庁が完成したばかりの頃にも、友達と一緒に見に行っている(汗)。

その時は展望台を見てきたらしいが、わざわざ新宿まで行って高い建物に登らなくたって、池袋で暮らすオレの地元にはサンシャイン60だってある(ちなみにどちらもオレには全く興味がないので一度も登った事はない:笑)

都庁なんて市役所と同じで、「普通、用も無いのに市役所なんか行かないだろ?」「市役所行って何するんだ?」とヨメさんに言ってもヨメさんには特別の様だ(汗)。

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かたやオレは、自宅で仕事をしているとセミの鳴き声が聞こえてくるのだが、オレの暮らす近所ではヒグラシは居ない。

オレはあのヒグラシの「カナカナカナカナ……」という独特のもの悲しい鳴き声がとても好きで、若い頃に行った先で、散々遊んだ1日の終わりを思い出すのだ(ご存じの通りヒグラシは夕方に鳴くセミだから『日暮らし』を意味するが、漢字で書くと『蜩』になるのでややこしい:笑)

だが、その話をヨメさんに熱く訴えてもヨメさんはキョトン顔である(汗)。
オレが都庁を市役所でしか見てない様に、ヨメさんにとっても所詮はセミなのだ(汗)。

この【良さ】が解らないもんかね…と呆れるが、それは向こうも同じなのだろう(笑)。

価値観が同じだったら上手くいくのだろうが、価値観が違ってもウチのケースの様に何とかなる場合もある(笑)。

ちなみに東北出身のヨメさんは富士山も大好きだが、オレは富士山も散々見てきたので、今さら大してテンションも上がらない(汗)。

喜ぶ【ツボ】がまったく違うし、好みがここまで真逆というのも、逆に面白いと思う(笑)。

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