新発見

生活くさい話で申し訳ないのだが、近所にスーパーの『Big-A』があり、買い物に利用している。

そこで『マグロの切り落とし』という刺身が売っているのだが、ヨメさんはテレワークとはいえ昼休みの時間が決まっている為、調理の手間も省ける簡単な刺身なので食べてみた訳だ（写真が全然関係ない中華なのは申し訳ない：笑）。

『マグロの切り落とし』だから、余った部分の寄せ集め（？）的な扱いなのだが、他のスーパーで売っている様な大根のツマも無ければバラン（緑の草のセロハン）も無い。それどころか綺麗に並んでもない、ひとまとめになってるだけなので、どこで切ってあるのかすら解らない（汗）。箸で取るのにも分けづらい・取りづらい状態なのだが、これが意外（？）にも美味いのである。

近所には他のスーパーもあるので、他のスーパーでも刺身を食べた事はあるのだが、明らかに他のスーパーよりも美味い。

「（なんでだろう…）」としばらく考えていたのだが、ツマやバランもない、並べられてもないという事は、『ヒトが触らない＝新鮮』でもあり、見た目は悪くても味としてはコッチの方が良いのだ。

そして更に気づいたのが、その『Big-A』には、鮮魚コーナーが無い。強いて言えば『マグロの切り落とし』は売っているけど、他のスーパーの様に『お刺身』や『お寿司』といったメニューが無いのである。
要は、本来『サク』や『刺し盛り』『お寿司』といったメニューを揃える為に、余ったハギレが『切り落とし』。それを普通のスーパーならば自社の鮮魚コーナーで解体・調理をして売っている訳で、それが無い場合の『マグロの切り落とし』は「じゃあ、何処から来たの？」になるのだが、市場直送かまでは解らないものの、どこかでまとめて捌いて出た部分を、大雑把にまとめて『切り落とし』として売っているのである。

見てくれは決して良いとは言えないものの、安い上に新鮮で美味しいという意外な発見。

近所に『Big-A』がある人は、もし良ければ試して下さい（＊色を良く見てね。赤ければ良いけど黒いとダメよ：笑）。