趣味と人生

世の中は色んな趣味が溢れていて、色んな趣味を持っている。

ゲーム好きが功を奏して『eスポーツ』なんて競技にまで発展している趣味もあるが、好きなモノも極めれば新たな道へと繋がる好例かも知れない。

オレが驚く趣味は『1人で太平洋横断』とか『冬山登山』とかで、何もない海の上を何日もかけて横断するなんて、不安で寂しくて仕方なさそうだし、冬山で指が壊死して無くなったりしても山の頂上を目指して登るなんて、とても考えられないぐらいのレベルなのだが、やっている人たちは真剣に『好き』なのだろうし、バイクが危ないと言われる事と同じ様にも思う（汗）。

バイクはオレにとって趣味のレベルを超えているのだが、まぁ、世間一般から見ればオレの趣味に見えるのだろうし、こうしてヨメさんと呑み歩いている方が、どちらかといえば趣味に近いと思う（笑）。

自分でバイクに乗っているからこそ『色んな場所に行ける』や『行った先での出会い』や『美味しいものが食べれる』なんて付加価値も知っている訳で、なんだかんだ言っても『平和的な趣味』の様にも感じる。
同じバイクでもスピードを追究してレースに出たり、峠を攻めたりしていれば、事故のリスクも大きくなるし、これが違う趣味で「オレちょっと来週太平洋を横断してくるわ」なんて言われれば、ヨメさんだって不安どころじゃないだろう。

同じ趣味でも『攻めてる趣味』と『平和的な趣味』があって、オレは『平和的』で『穏やか』なジャンルに含まれるのかも知れない（笑）。

旧いバイクに「暑い暑い」と言いながら乗って、到着した先で「美味い美味い」と酒を呑む。
なんと平和的な趣味であろうか（笑）。

でもバイクや乗っている格好は、ギラッギラの主張が激しいバイクなのだから、何とも面白い・不思議なものである（笑）。