近況報告

先日『僕ティグレおとーさん元気さん（？）』からYouTubeの件でメールを頂きましたが、その件も含めて最近止まってしまっている『THE WILDMAN』のYouTubeチャンネルについてご報告しておきます。

まず、オレは全く別の名前を使ってYouTube業界で活動しているのですが、もともとは漫画家からスタートして、シナリオを書く脚本家としても活動して、ディレクターとしても活動している訳です。

分けている理由は、報酬の単価によっては手を抜く仕事もあり、それを渡辺シゲアキとして一括りにしたくない事で、本来は「オレが書いた＆描いた漫画です＆シナリオです！」と、このブログで公開したい気持ちもあるし、格好のネタになるとも思うのですが、そういう事情で伏せています（泣）。

もう1つは、自分の『THE WILDMAN』というチャンネル1本だけというのは非常に危険だとも思っていて、あくまで自分で書ける・描ける・ディレクションできるという仕事や道筋をキープしつつ、自分のチャンネルはチャンネルで上手く進む事に越した事はないというスタンス。連載していた『THE WILDMAN』は、120話以上描き溜めてあるので、ヨメさんに材料をまるまる渡して「お前が好きに使ってみろよ」という訳なんですね。

でもヨメさんはヨメさんの仕事がある訳で、空いた時間を見つける事が難しい。

そして最大（？）の理由は、「そんなにシャカリキに頑張らなくても良くね？」という、オレたちのスタンスで、それこそ不眠不休で時間を削れば、また違う結果になるかも知れない事も、「お互いこの歳だし…」みたいな感覚なので、呑みに行ったりバイクで出かけちゃったりする訳です（汗）。

ただ、昨日メールをくれた『僕ティグレおとーさん元気さん（？）』も仰ってましたが、戦略というのも非常に重要で、少なくてもオレ自身が別の名前で今業界内で活動して、成功者や失敗者たちを相手にしながら、色んな勉強をしている事、この情報というのが、今後非常に重要な武器になると考えています。

少なくても2年前は漫画しか描けなかったのに、今は通常の脚本家さんの2.5〜5倍くらいの単価でシナリオを書いて、他のチャンネルで培った経験を活かして、バンバン運営者に意見を言ったりしてるので、コレを自分のチャンネルにも活かさない手はないですよね。

生活→収入→儲ける→大儲けする

も重要なんですけど、ソコに注目し過ぎている人も多くて、やっぱりユーチューバーは儲け始めるとそうなっちゃう人が多いみたいです（汗）。

オレはサラリーマンでもあったので『何としても一発当ててやる！』ばかりを考えてなくて、上手くいきゃラッキー♡的な感覚も大きいし、それぐらい肩の力を抜く事も重要。その為には自分のチャンネル1本に拘らず、世の他のチャンネルを見ながら、動向や流行り（？）、求められるニーズを見据えて対応できるスキルを磨く事も、大切だと考えています。

『THE WILDMAN』は、海外に向けても発信しようと英語の表記も加えているのですが、それが強みであるものの、海外へのアプローチの仕方が弱い事が実情で、「闇雲にアップしてもダメ」とヨメさんに忠告して、まずは動画を作るよりも、アプローチの仕方を調べる様に指示しています。

そうこうしている内にヨメさんは動画に関してほぼマスター出来たので、「もういっそオレが書くし描くから、2人で新しくチャンネルを立ち上げるか？」「人に使われるより、自分たちでやった方が良くね？」なんて話もしています。

どれもが経験値で、スタートの2年前よりは大幅に進んでいる事は事実。オレたちだけで完結出来る所まで来ているのはメチャクチャ大きいのです（何せコストがかからない：笑）。

『THE WILDMAN』の動画を見たいという要望にお応えしてスタートしましたが、あの漫画は流行に関係ない事も強みで、時期を見据える事ができます。

描こうと思えば増やせるし、他の漫画を描こうと思えば描ける、それを『どう広めるか？』の詰めの状態まで来ています。

このブログも同じですが、ブロガーと呼ばれるほど儲かる訳ではないですし、そもそも儲けようというスタンスではなく、『オレが死んだ時にヨメさんが淋しがらない手紙』として書き続けています。

6年目に突入しましたが、これだけ書き残せば6年は思い出す事ができるし、欲が無いというか、当たればラッキー程度にしか考えてない。地味に並べているブログの文章が、毎日このボリュームで誤字・脱字も少なく『普通に読める』というのは、結構すごい事なんです（そこにかける労力もさることながら、文字に強くなっていったおかげで、脚本家としても対価を得られるまで成長した訳です）。

継続は力なりで続けてこれたのだから、その内そんな時が来るかも知れないけれど、あまり期待してないですし、『オレたち夫婦が生きていければいいか』を目標に頑張ってる感じ（笑）。
26年間サラリーマンとして働いて、税金も年金も社会的な事はちゃんと務めてきたので、せっかく脱サラしたのなら、ゆるく『もう1つの人生』を楽しもうという訳ですね（笑）。