オレはたびたびこのブログで選挙に行く事を呼びかけているが、選挙というのは「(何してくれてるねん!)」という不満をちゃんと伝えるために、必要な手段であり権利である。

それでも若者の選挙離れが解消されない理由の1つが「選挙に行っても何も変わらない」という『諦めモード』なのだが、それでも行かなければもっと変わらないし、自分たちの首を絞める結果にだってなり兼ねない。

『票集め』なんて言葉を耳にするが、今は少子化で逆ピラミッドの形、若者の方が少なくて高齢者の方が圧倒的に多い社会である。

高齢者にウケる・便宜をはかる公約を掲げれば、当選して選ばれる確率は上がるのだから、これからの若者の事なんて二の次で、若者の負担ばかりが増えるのも無理はない。社会がゆがんでいってしまうツケは、このままでは変わらない。

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単純に
若者が結婚をして子供を産めば、モノが売れる。モノが売れれば企業は儲かるのだから、雇用が生まれる。雇用が生まれれば生活が潤い、社会全体と国が豊かになる。

本来は、未来を担う若者世代を中心に、手厚い補償と長期的なテコ入れをするべきなのだ。

今、そうならない、根っこにある原因は、若者の多くが将来に不安を抱えているからである。

先行きが見えないから、仕事がないから、いつ職を失うか解らないから、生活に余裕がないからetc.

おかしい事が解っているのに変わらない。

ただ、変えられる方法があるとしたら『政治』で、それに関われるのは選挙なのである。

投票の比率を年代別に変えればいいのにと思う。

10代や20代の1票は3.5票、30代は3票、40代は2.5票、50代は2票、60代以上は1票と、年代別の人口によって1票のバランスを変えれば、少ない年代の層が不利という条件は解消される。

解消されるという事は、若者の声にも耳を傾けなければならない事を、政治家たちが真剣に考える事につながるのだ。

自分たちの声もしっかり届く事が解れば、選挙に足を運ぶ若者だって、必然的に増えるだろう。

現実問題、非常にバランスの悪い国民の声が反映されていて、この偏った状態がまだ何十年も続く。

何かこの辺りで、画期的な打開策を取り入れてもらいたいものである。

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