最近Amazon何とかいう無料放送で、子供の頃に見たガンダムを観ている(初代のファーストガンダムというヤツね)。
まぁ、TVを観たくないから映画などを色々と観ていて辿り着いたのだが、オレが小学生の頃だから非常に懐かしい。

それこそ40年ぶりくらいに観るガンダムだが、元は小説だったというだけあって、今改めて観てみると、非常に生々しいというか、子供向けアニメとは思えないぐらい、ドギツイ・重い話も含まれている(汗)。

例えば宇宙戦争モノとはいえ、両親が◯されちゃったり、戦争孤児になった子供たちがいたり、食べ物が足りなかったりと、単にロボットものだからカッコイイとはかけ離れた、「(おいおい、そんなに掘り下げちゃっていいのかよ…)」というレベルまで細かく描かれているのだ。

色んな意味で懐かしいのだが、オレとヨメさんは同じ歳であり、ヨメさんもお兄さんがいるのでガンダムを観ていたらしく、会話でズレがないぐらい、よく知っていて、2人で共通の話題として話ができるのである。

なので、オレが「『大気圏』なんて子供の頃は知らなかったし、ガンダムを観て知ったわ」なんて言うと、「私も!」となり、「へぇ〜お前もか…」なんてなるし、「オレ、ホバークラフトなんて知らなかったし、ガンダムで知ったわ」なんて言うと「私も!」となる(なんかバカ夫婦みたいだな:汗)。

ヨメさんとそんな話で盛り上がれる事もすごいのだが、40年も前に小学生のオレたちが、大気圏という熱の層が地球を覆っている事や、ホバークラフトの様に、地面から浮いた状態で移動できるなんて事を、アニメから得ていた知識という事に改めて凄いと感じた。

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そんな会話の中で、ガンダムのプラモデルの話になったのだが、オレたちが小学生当時、あまりの人気だった為にガンダムのプラモデルがどこも売り切れで手に入らなかった。

近所のプラモデル屋さんにやっと入荷したのだが、数が少なくてプラモ屋のオヤジから「みんなでジャンケンをして勝った子に売る」と言われ、ジャンケンをしたらオレが勝った訳だ。

確か10人ぐらいの倍率でジャンケンをしたので、そりゃ俺も喜んだものだが、「はい、おめでとう!」と渡されたプラモデルが今でも忘れない、『ドダイYS』というマニアックなプラモデルだった。

↑写真の赤い飛行機ね。
上に立っている青いグフというロボットが乗る飛行機なんだけど、コレを買わされた所で、オレはグフを持っていない(汗)。

しかも本当にグフのプラモデルを乗せる事ができるから、そこそこ大きいサイズの為、値段だけはグフよりも高い(汗)。

で、ロボットの様に『動く』手や足が無い為、プラモデルとしての構造も単純でパーツも少なく、2つを合わせて羽を刺して完成みたいなヤツだった(汗)。

幼心に凄いショックだったし、今思えば「こんなの売るなよ!」と言いたいぐらいなのだが、そんな悲しい記憶まで思い出し、40年ごしでヨメさんにゲラゲラ笑われるのであった(汗)。

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