2月に入っていよいよ寒くなってきたが、少し前に有名なアルピニストの冬山登山家が、非常に興味深い防寒対策を話していた。

それは『アウターにお金をかけるよりも、肌に近いインナーにお金をかけるべき』というアドバイスで、オレも全く同感で実践している防寒対策だったのである。

昨日近所を走って来たが、格好としては軽装で、上は3枚しか着ていない。
アウターとして一番上に着ているジャケットは薄々のチョロいジャケットだった(ちなみに上3枚、下2枚、靴下1枚って感じ:笑)。

だが、中にダウンを着ていたので寒くなかったし、インナーに強力なダウンを着る事で、アウターは好きなアウターを選べるのである(別にノースフェイスを推すわけではないが、良いダウンはやはり暖かい)。

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なので実はオレは、冬場は基本的にインナーに強力なダウンを着て、アウターは防寒性能が落ちても好きなアウターを着ている。

ちゃんとしたハイスペックなアウターも持っているし、これが高速でも走るなら、またワンランク上の防寒に備えるが、モンク◯ールやカナ◯グースの様な、ン十万もするアウターを着なくたって、防寒の性能は高められるのだ。

高額なアウターはパターンが限られるが、インナーなら外に着るアウターのバリエーションも豊富だし、焚き火の火の粉で溶けたりもしなければ、外部からの傷にも強い。

以前高額なダウンの寝袋を買ったバイカーの話を聞いた事があるのだが、極寒のマイナスレベルの寒さでも余裕で耐えれるスペックの寝袋は、意外にも薄い構造で、寝袋に入る格好も、極力薄着の状態の方がより暖かいと聞いて驚いた。

アルピニストが言う通り、『肌に近い方を極める』方が防寒として重要だし、先に上げた様にメリットも多いのだ。

今後何か防寒のウェアを考えている人は、是非参考にしてみて欲しい(笑)。

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