休日の贅沢プランで、早起きして呑みに行く前にバイクで走りに出た

が、バッテリーのテストの為に充電を済ませようとシートを上げたら、ネジ(ナット)が外れて無くなっている(汗)。

解るかな…下が予備のネジを見つけて直した状態で、普段は3箇所で留まっているのだけれど、その内の2箇所が落ちて無くなっていたのである(汗)。

もともとハーレーの中でも振動が激しいモデルのバイクだけどさ、2つも外れるか?だし、気づいてよかったよ…なのだが、ここから困ったのが合うネジ(ナット)が無い。ハーレーは基本インチネジのはずなので、インチネジの在庫を出して合わせてみたのだが、ピッタリ合うサイズが見つからない(汗)。

まさかミリネジ?と思ってミリネジをひっくり返して探してみたが、やっぱり合うサイズがなくて、いよいよヤバイと焦り出す(汗)。

で、家中のネジを探してやっと解決(汗)。昔マンガでも描いた横田基地で買った弾薬庫の中に大量に残ってた。危ね〜である(汗)。

そんなこんなで晴れて復活し、充電を済ませて出発した訳です(笑)。

長く乗ってきたが、もちろん最初はハーレーがここまで手が掛かるバイクだとは思わなかった。その前に乗っていた400ccのスティードで60000kmぐらい走ったが、プラグすら一度も交換した事が無かったし、国産はやっぱり丈夫で壊れない。

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ハーレーを買う時にはブルからも「壊れにくいエヴォを買え」と言われたぐらい、メンテナンスに関しては鈍いしガサツ、無知で疎くていい加減だったのだ(当時はエヴォまでしか生産されていない時代だった)。

走ってるだけでネジが外れるんだから、普通なら「(オイオイ大丈夫かよ…)」なのだが、今までも散々あちこち外れて落っことしてきて慣れてしまった(汗)。そりゃ何らかのネジのストックも家にある訳だが、普通のバイク乗りからしてみれば、理解し難い話なのかも知れない(笑)。

「旧いバイクは手が掛かるから…」という人をたくさん見てきたが、オレだって得意な方じゃなかったし、今ですら半分も解ってない気がする。最初の納車だって帰りの途中で壊れてレッカーで運んだぐらいだから、猛烈にナメてたのだ(笑)。

それでも何とかなるし、何とかするしかない。それを支えるのはやっぱり情熱で、今では気づけばネジに限らず、エンジンの油圧やら配線の取り回しやらバッテリーの電圧やら、とにかく気にする様になっている(笑)。

国産バイクと同じ感覚では乗れないけれど、それは良い意味でもあるし、それだけ大事にしている理由も今までの歴史、付き合ってきた積み重ねで、やっぱり情熱なのだ(笑)。

この日、すっかり走り易くなった秋晴れの中をプラッと走って缶コーヒーを飲みながら、そんな事を考えていた。

この先、今更コイツを手放す事は無いだろうし、これからもきっとこんな感じなのだろう。
家で洗濯をして待ってるヨメさんが終わる頃を見計らって、「そろそろ帰って呑みに行くか…」とエンジンをかけた。

なんやかんやあるけれど、オレは幸せ者だな……
帰り道、そんな事をふと思うのだった(笑)。

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