少し前の話だが、ヨメさんの誕生日を迎えた

誕生日とはいえ大々的に呑みに行く訳にもいかず、普段から行っているラーメン屋や居酒屋で呑むのもどうかと思っていた所、ヨメさんが「近所に新しくできたケーキ屋さんのケーキが食べたい!」と言うので、今年はおとなしく自宅でケーキを食べる事になった

せっかくなのでオレも付き合って食べる事にしたものの、ケーキ&酒というのもおかしいのでヨメさんがコーヒーを淹れてくれたのだが、そのコーヒーというのがビックリするぐらいニガイ(汗)

もう、身体が驚いて拒絶反応を示すぐらいニガイし、それまでに食べたケーキの『甘さ』をイッキにゼロにするどころか、そこから何を食べてもコーヒーの味しかしないぐらいニガイのである(カレーを食べた後に、何を食べてもカレーの味しかしない状態に似ていた:汗)

実はオレはコーヒーというのはあまり得意じゃなくて、もともと好んで飲むタイプではなかった。誰かとバイクで走りに行ったりすれば、休憩がてらに付き合う程度だったのが、次第に慣れて最近こそ抵抗は無いけれど、コーヒー好きとは言えないし、カフェイン中毒なんかとも程遠い人種である

そんなオレではあるのだが、ヨメさんは毎朝コーヒーを淹れてくれるので、それを繰り返している内に克服できる様になったし、今では独りで走りに行ったりしても「(とりあえず缶コーヒーでも飲むか……)」の様な、『コーヒーだけ飲んでおけば間違いない』という、『適度な休憩の時間潰し』に使っている

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そんなオレがコーヒーを飲んでビックリしている姿を見て、ヨメさん自身も飲んでみたのだが、「確かに苦いね……」と渋い顔をしている。いつもと違うコーヒーなのかを聞いてみると、毎朝淹れているコーヒーと同じ、瓶に入ったインスタントコーヒーなのだという

「いやいやいやいや……」だし「そんなワケがない」、「おかしいでしょうが」なのだが、詳しく聞き出してみれば、コーヒーを入れる『量』というのはヨメさんの目分量、特にスプーンなどを使って測って入れてる訳ではなく、瓶から直接コーヒーカップにドバドバと適当な量を入れているらしい(汗)

ヨメさんは日本で3位以内に入るぐらい、『目分量』が苦手、『大体』や『おおよそ』が出来ない、やっちゃいけない人である(ブログの読者は既に感じている人も多いかも知れないが)

毎日弁当を作ってくれるのにオニギリのサイズはバラバラだし、そのサイズだってなぜかSサイズMサイズLサイズができて、オレが2つ選んで余った1つを会社に持って行く(そりゃSサイズとLサイズを選ぶけれど:汗)ぐらいだから、ある意味こういう人の為に計量する道具が作られたのだ

自宅でウーロンハイを作ってくれたりしても、やたら薄くて「(酒なんて入ってるの…?)」と思う時もあれば、焼酎の原液かと思って吐き出しそうになるぐらい濃い時もある。そんな人が毎朝目分量でコーヒーを作っていたなんて、コーヒーに疎いから気がつかなかったが、今回致死量に匹敵するカフェインを飲まされて、その事実が判明した訳だ(汗)

なんで目分量が苦手かは、きっと手際が悪いからで、でも本人は毎日の習慣でもあるから面倒くさい。面倒くさがらずに堅実に続けて覚えれば良いのに、それを横着してショートカットしようとするから失敗する(←オレ巻き込まれる)と、負のループが続く結果になっている(汗)

誕生日か…来年の誕生日もきっと、変わらないんだろうな……(泣)

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