実録コロナウィルス　〜4〜

今回、ついにコロナウィルスに感染して解った事は、兎にも角にも『今まで感染してなかったんだ……』と思うぐらい、無症状も多いと聞いていたし、ヨメさんが通勤していて都内で暮らしている以上、とっくに無症状で感染しているだろう、逃げ切れっこないと思っていた

最初に感染したヨメさんだが、ヨメさんの職場で他に発症した人は居ないらしいので、ヨメさんが感染した行動パターンを思い返して発症までの期間を逆算すると、『通勤』か『帰りに寄るスーパーorコンビニ』ぐらい。オレは自宅から一歩も出ない生活なので、ヨメさんが出先で『何かに触って感染した』という可能性が一番高いのだが、ヨメさんなりに店に入る時は必ず消毒するし、専用の消毒スプレーをいつも持ち歩くぐらい警戒していた

結構気をつけていただけに「（気をつけようが無い）」と思うぐらい、「（どうすりゃいいのさ：汗）」感があるのだが、オレもヨメさんもデルタ株だったので、今回感染し易いデルタ株に感染＝抗体ができた事になり、しばらくワクチンを打つ必要はなくなったし、ある意味、この程度で済んで良かったのかも知れない

ヨメさんは39度超えまで熱を出したが、4日ですっかり回復したし、それ以降は全く何も変化はない。オレは逆に38度超えが1〜2度あったが、37度ぐらいの熱が1週間ちょっと続いた。朝37.8度だったのが数時間後には36.8度とイッキに1度も下がったりするので、とにかく変動が激しくて、その割には頭痛や吐き気といったモノは一切ない、身体が火照って熱っぽい状態が、ずっと続くのである

保健所と連携が取れていない町医者と喧嘩したりもしたが、保健所から送られて来たダンボール3箱にもなる食材は、ビニールに梱包された上で『置き配』で、自宅前に荷物を置いた時点で電話してきて、「今、玄関の前に置きました」と帰って行ったが、それぐらい感染者と接触しない様に注意してるのかと思えば、酸素濃度計が送られて来た時は普通に郵便局の配達員が持って来て、呼び鈴も鳴らすし「この住所であってますよね？　良かったぁ♡」なんて言っていたし、「ココにサインをお願いします♡」なんて感じだったので、周知徹底もない、グズグズの状態だった（汗）

まだオレが元気でヨメさんだけが感染していた時に、バイブズから連絡が来てハーレーに積んでいる車載工具のコーナーで載せたいから取材させて欲しいという依頼がきたのだが、気軽に引き受けたものの、ヨメさんが陽性になった事を思い出して、慌てて断った（現在発売中。よかったら買って下さい：笑）

結果リモートで取材に応じて、必要な写真などもこちらから送ったのだが、最初こそ編集さんから「別に気にしないから大丈夫だよ」と言われたが、数日後にオレも見事に感染していたのだから、やっぱり断っておいて正解だったと思う（汗）

今回感染したヨメさんは、マスクを二重にして通勤をしていたぐらいなのに、それでもやっぱり感染してしまった

「コロナなんて関係ない」というタイプじゃなく、「感染したくない、怖い、会社に行きたくない」と言っていた人なので、それで感染してしまうというのはやっぱり気の毒だし、会社も理不尽な気がする（これで後遺症など残ったら、国や会社はどうするつもりなのだろうか……）

幸い（？）ヨメさんが感染して、オレも感染した事で、ヨメさん自身がオレの濃厚接触者という括りから、2週間は会社には行かずにテレワークで仕事をする事になったので、熱中症警報が出るほどの暑さの中で会社に行く必要も無ければ、涼しい自宅で誰にも会わずに仕事ができる環境は、コロナとも無縁で安全とも言える

『自分の身は自分で守るしかない』とはいうけれど、働き方を色々と考えさせられてしまう、今回のコロナ騒動であった（汗）