沼津初日の夜、1件目の大衆居酒屋『海老や』で腹一杯食べた所で、知り合いの落ち着いた店に呑みに行った

『イビザ・デ・カフェ』は沼津駅から離れた隠れ家的なお店で、混む事が無いぐらい落ち着いた雰囲気なので非常に居心地が良い。かれこれ10年以上付き合いがある、オレの初代風乗りジョニー号をプレゼントしたマスターと奥さん2人で経営しているお店だ

知り合いのお店はバーが多いので、オレはもっぱらブラッディマリー。ヨメさんは炭酸系とかフルーツ系といった条件でお願いすると、ちょうど良く作ってくれる。東京の様に緊急事態宣言が出ている訳ではない静岡だが、やはりお客さんは相当減って、どのお店も厳しいらしい。散々食べてきたのでビタイチも腹は減ってないのだが、こういう時にもバーならツマミは要らずに呑めるのでありがたい

お客さんが少なくて困っているなら明日も来る事を約束し、辞めてしまった回転寿司の大将O氏の奥さんと息子さんが経営している焼き鳥屋さんに寄ってみた

既にお客さんが数人いたので、なかなかO氏の事を聞けなかったのだが、チビチビ呑みながら隙を見て奥さんに聞いてみると、電話をかけて代わってくれた

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オレたちが今日東京から来て、今は奥さんの店で呑んでいる事を伝えると「今から行く!」と言ってくれて、夜中なのにも関わらず、わざわざ出てきてくれた(笑)

嬉しい再会だったが、お店を辞めてしまった理由を聞いてみると、O氏はなんと70歳という年齢で、既に年金を貰って生活しているらしい(汗)。お店で会う時には白い割烹着に白い帽子をかぶって厨房に立っていたし、とてもじゃないが70歳には見えなかったので、ヨメさんとぶったまげて驚いた(汗)

来月建物が閉館するなら、もう引退しようと思ったらしく、今は半分ボランティアとして高齢者施設で弁当を作っているというのだから、何とも贅沢な弁当である(汗)

流石に年齢的な理由で引退したのであればオレもヨメさんも何も言えなかったのだが、それでもO氏と一緒に呑んで色々と話ができたのは嬉しかったし、奥さんと息子さんが働く焼き鳥屋さんがある限り、また会う事もできる

ずっと通ってきた回転寿司屋は閉店して無くなりそうだが、これからどうしよう? ヨメさんとそんな話をしながら帰った初日1日目だった(笑)

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