今でこそ上下ゴアテックスの立派なカッパを持っているオレではあるが、この『カッパ』という装備を揃えた時期は、相当遅かった

マンガでも描いたが、当時は金も無かったし、『いつ降るかも解らない雨の為に予算を割くなら、少しでもバイクをイジりたい』という、安易で計画性の無い行き当たりばったり的な発想で、急な雨にはゴミ袋に穴を開けて着たりしていた

『最悪濡れても仕方がない』『着て走ってれば乾くだろう』という発想なのだから、無防備もいい所だし、それこそカッパ無しの状態で台風に直撃したりもしてたのだから、もはや『遊び』ではなく『遭難』のレベルである(汗)

カッパなんて使い捨てじゃないんだから、1つ持っていれば長く使えるはずなのに、その決断が決められないまま、軽く10年以上も我慢して乗り続けていた事になる(汗)

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今でこそ完全装備をしてみれば、なんて快適であろうかなのだが、「遅過ぎだろ!」と我ながら突っ込むぐらいグズグズだった事と同時に、「(そもそもそんな状態で走ったって、危ないし楽しくないだろう)」と思う

しかもオレたちは半キャップで乗るので、寒いわ危ないわに加えて『痛い』まで加算されるのだから、その過酷さたるや、どれだけ厳しいかだし、それでもカッパを持たないのだから、今思えば信じられないほど無謀で馬鹿だった(汗)

ハッキリ言って全然楽しくないはずなのに、それで今も乗り続けているというのはスゴイ事だし、普通に考えればあんな思いをしてまで乗りたくないと思ってしまう(汗)

我ながらバカだし情けないし、でもスゴイと思いつつ、共通する事はその時のバイクにずっと今も乗り続けているのだから、やっぱりドラマだよなぁとも思う(笑)

事情はどうあれ、まさに「雨の日も、風の日も」で、これも歴史アリなのかも知れない(笑)

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