ビジネスモデルのブログで取り上げた仕事の取引先の相手に、23歳の若者がいた話をしたが、彼は投資目的でYouTubeの漫画チャンネルを開設しようと考え、オレを頼ってきていた

かなり異例の出身で、大学の法学部を卒業したものの、日々パチンコ・パチスロのデータ収集に明け暮れており、それを正確に分析する事で負けるどころか毎月一定の利益を出し続けている個人経営者で、その分析方法を文章にまとめて公開したりして収入を得ているらしい

オレが考える『遊び』としてのパチンコ・パチスロではなく、完全に仕事だというから驚きだったし、数人のメンバーを引き連れて、毎日色んなパチンコ屋を転々と回っているらしい

だが、その子いわく、長く続ける仕事でもないと言い、将来の夢は株やFXに投資し、その金利だけで生きていける事。特別な贅沢は望まないが、毎月30万ぐらいの収入が見込めるのならそれで充分だし、株や金利でその金額を得る為には数億円必要になるが、YouTubeの漫画チャンネルなら、もっと手軽で利益も高いと思ったそうだ

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生々しい話をするが、その子が用意した金額が300万、オレはその子から相談料を受け取り、自分の仕事はその子から貰えなくなってしまうが、「絶対に止めた方が良い」という理由を細かく説明し、諦めさせた

投稿頻度にもよるが、漫画チャンネルを開設する相場が大体1000万ぐらい、殆どの人が投資目的で始めているが、収益化できずに失敗した運営者は片手では収まらない数だし、なぜ失敗したかをオレは知っている。その人達が止めるに止められない状況まで突っ込んで、後には引けない事で困っている現状を知っているのだ

成功する秘訣は解らないが、彼らの具体的な失敗をその子に伝える事でその子は回避する事ができるし、別の対策を立てる事もできれば、早期撤退で傷が深くなる前に諦める事だってできる。そういった相談を受けアドバイスをする事がオレのもう1つの仕事でもある

結果的にその子から「聞いておいて良かった」「本当に危なかった」と感謝されたが、オレに対する少しの相談料で、300万の予算を溶かさずに済んだ事になる

オレから説得されるまでやる気に満ちていたその子は、漫画チャンネルを開設したら『描けて書ける』オレを専属で雇いたいと言ってくれていたが、その子の為を思って、気持ちは有り難いが諦めてもらった

その子ともこれっきりになるかと思ったが、その子と仲の良い友達が某有名格闘家(兄弟で活動していて最近負けたばかり)の運転手兼マネージャーで、YouTubeチャンネルを運営しているというのだから、何がどう繋がるのか解らないものだし、『縁』というのはこれだから馬鹿にならないと改めて思うのだった(笑)

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