ここ数日にかけて、自分の仕事の実体験を通じて『時間』と『情報』、『付加価値』についての重要性について触れてきた

結局何が言いたいのか、最後に言いたかったのはそれらのパーツを上手く使って『立ち回る』事で、闇雲に『頑張る』だけではダメだという事をオレは自身の体験から学んだし、『立ち回る』という事は、仕事を貰う側(=守り)でありながら、『攻める側』に身を置く事も意味している

要は自分から仕事を取りに行くのではなく、依頼主から依頼されてくるぐらいが理想という訳だが、それが『情報』などを武器にした『付加価値』という強みを活かしたサービスだし、それによって自分の『時間』をもコントロールしながら収入を上げていく事が可能になると思う

これを目標において活動しているが、やはり相当難しく一筋縄では行かないし、今でも半分くらいは自分からも別の所へセールスに売り込んでいるのだから、まだまだ目標は先なのだ

オレの場合は売り込んだ先で良好な関係を築ける場所が増えていけば、いつかはスケジュールがいっぱいになって、それからまた次のステップに移行する別の新たな目標が控えているので、先は遠いが目標が見えているだけでも良いのだと思う

実体験から思う大事な事は、歳を取れば取るほど『億劫になって面倒臭い』し、新しい事を始める事に『腰が重い』。これは今の段階でそうなのだから、今『やろうと迷っている事』を2年後に始めようとすれば、絶対にもっと面倒臭いはずだし、4年後・5年後と伸ばし伸ばしにすればするほど、更に面倒に感じると思う

オレは26年間サラリーマンだったが、現場職だったので営業のノウハウも無かったし、会った事もなければ顔も見えない相手に、自分の事を売り込む事に手を焼いた

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それこそ相手からメールを送ってきておいて、こっちが返事を返しても放置でガン無視されたりなんて今でも普通にあるし、当然イラッとしたりするけれど、身を結べばそれは『実績』として自分の自信にも繋がっていく事も解っているから、上手くやり過ごして立ち回る様に努力している

SNSというフィールドで結果を出して行く方が、先においても大きなメリットになると感じているし、自分のサラリーマン時代を振り返れば絶対に戻りたくないぐらい、オレの会社は馬鹿馬鹿しい事ばかりだった。かといってこの歳になってまで借金をしてお店を出したり、肉体労働を始めるのも御免なのだ

コロナ禍の影響による不況の波は、去年のかなり早い段階から予想はしていたが、ここまでとは思わなかったし、波が落ち着いても元には戻らないと思っている。ここまでとは思わなかった理由は、消費税を下げたり、海外の様にベーシックインカムの導入など国が何らかの手を打つと予想していたからなのだが、IT化の遅れや外国人労働者の受け入れ、N○Kやパ◯ナや電◯の忖度まで、とにかく政治がだらしなく、闇の根深さを感じた

よほどの事が起きない限り「(ダメだこりゃ)」だし、富裕層と貧困層との差はますます広がる様にも思う

そんな状況の中で重要なのは、『ただ頑張る』ではなく、『どう立ち回って、頑張るか』なのだ

あくまでオレの考えと最初に断っておくが、退職金満額で早期退職者を集う企業が増えているニュースなんかを見ると、間違いなく乗っかって辞めるべきだと思う。企業がそういった条件まで出して人を減らしたい理由は会社の存続の為だし、先細っていく事が解っているから起こしている対策に反対した所で、いくらその会社に縋りついても先は知れているし、遅かれ早かれ決断を迫られる時は来る様に思う

先延ばしすればするほどハードルが上がって億劫になるモチベーションの話をしたが、『時間』は買えない中での早期退職なんて、またと無いチャンスでもあるのだ

職替えを煽っている訳ではない事を繰り返しておくが、人それぞれ色んなケースがある中で、そういった人にオレの実体験が少しでも役に立てばと思う

オレは遅咲きの脱サラ組だからこそ、経験を活かしてどう立ち回るか? を考えながら毎日頑張っていて、『サラリーマンの勤勉さ』と『自営業の自由さ』の両面を活かしたハイブリッドを目指している

(おわり)

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