たまには嫁ブログ　21「またまたトラブルに遭遇」

生まれ年も星座も、血液型までも一緒なのに、なぜか全く正反対！な、私の旦那さん・渡辺シゲアキという謎男の生態を、ヨメの目線から分析シリーズ21弾。

旦那さんが親娘のピンチを救う！

先日、またまたトラブルに遭遇した。

散歩に出ようとしたある日、家の外に出てみると騒ぎ声がして、何やら老人がクルマの前に自転車とともに立ちはだかり、大声で叫んでいる。

「◯×△！□△％◯■！！」

モゴモゴ言ってて何を言っているのか解らない。轢かれたのかしら？　と思いつつ、ふとした違和感を感じた。

クルマの向きが逆。
細い一方通行を逆走しているのだ。

ああ。おじいさんが逆走を止めようと自転車で通せんぼしているんだね。
しかし、いかんせん何を言っているか解らない。モゴモゴ喚くただの不審者にしか見えない（笑）
一方、クルマを運転しているのは若い女の子。隣には母親らしき女性。完全に恐怖で顔がこわばっている。

そこでウチの旦那さん登場。

持っていた缶ビールを私に預け、さら〜っと運転席に近づく。
「いま逆走だけど、ソコを曲がれば大丈夫だよ」と声をかけ、お爺さんをなだめる。興奮して喚くお爺さんも納得して、自転車をどけてくれた。
その間も女の子はなぜか後部座席の窓を開けたり閉めたりと大パニック。
そして
「ありがとうございました！」
と、旦那さんにアタマを下げて、無事ルートを修整して去って行ったのだった。
めでたしめでたし。

なんでこういう場面に遭遇するかね……
と、トラブル引き寄せ人の旦那さんは首を傾げながら
いつもの呑み散歩へと向かうのでした。

そして、また現場写真を撮り忘れたヨメは、
お詫びにイラストを描きました。

＊ダンナの感想＊

あぁ、これね（汗）。知らずに一方通行を逆走したクルマが確かに悪いんだけど、怒り狂った爺さんが自転車をクルマの前に横付けして道路を塞ぎ、「戻れ！」って怒鳴ってたのね（笑）。クルマ1台しか通れない一方通行を戻れって言ったって、延々とバックのまま走り続けるしかないわけで、戻る距離が100〜200mぐらいある訳ですよ（汗）。爺さんは道を塞いだまま運転席の窓を叩いて「開けろ！」「戻れ！」と怒鳴ってるんだけど、運転してる女の子と母親はビビッちゃって、窓を開けないどころか、目を合わせようともしない（汗）

逆走の状態ではあるのだけれど、爺さんの自転車をどかせば右に曲がれて、ソコからは逆走ではなくなるので、ここはどう見てもバックで引きかえさせるより、少し進ませて右折させた方が安全な訳だ

なので爺さんをなだめて自転車をどかせ、運転手には曲がれば逆走じゃ無い事を伝えて、クルマを誘導させて逃した訳です

まぁ、爺さんも何をそんなに興奮してたのか解らんけど、オレみたいなのが出ていけば、やっぱりトーンダウンするよね

オレだって気を使って「まぁまぁまぁまぁ」みたいな姿勢で揉めない様に、酔っ払いだと思われるとまたコジれそうなんで、缶ビールはヨメさんに預けてから爺さんと話したけど、こういう時に女の子だけっていうのはやっぱり不安だろうし、気の毒だなって思いました

しかし、よく遭遇するよな…こういうのばっかり（汗）

最近は物騒だから、なるべく首を突っ込まない様に心がけてます。やっぱり危ないので、皆さんは真似しないように……