町医者に紹介されて保健所に来た

実はこの段階でヨメさんの熱は36度後半まで下がってはいたのだが、町医者からは「朝や午前中は、熱も下がり易い」と言われていたし、油断は禁物。ただ、ヨメさんは既に結構元気だった(ちなみにオレはずっと変わらず熱も無いし、身体の異常も見られないまま)

保健所の横に柵で仕切られたテントが設置されていて、保健所の中には入らずに直接ここに行って検査を受けるらしい。PCR検査でも鼻から採取するタイプではなく、唾液から採取するタイプだと言っていた

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オレはバイクを停めて外で待っていたが、入り口には監視員らしき人が誤って人が来ない様に見張っては居たものの、ヨメさんが受けたらみんな片づけ始めたというのだから、ヨメさんがこの日は最後だった事になるし、町医者から言われた通り、ホントにガラガラだった(オレが外で待っている間も、誰の出入りもなかった:汗)

5分ぐらいで検査は終わり、「何だかなぁ……」なんて言いながら帰って来たが、この日の午後からヨメさんの熱は下がり出し、それからは一度も熱が上がる事はなかった(薬は一切飲んでいない)

コッチとしては「その内ガーンと熱が上がるだろう」「油断するなよ」ぐらいの気持ちだったのに、本当にそれっきりで、翌日からはもうずっと平熱。「(これはひょっとして……)」なんて期待し始めた頃に町医者から連絡があって、結果も陰性で問題ないという

検査の結果は3〜4日後なんて言われていたが、フタを開けてみれば2日で連絡が来たし、本当に初日だけ38度超えをして焦ったものの、1日だけで他はずっと平熱だった

ただ、会社からはしばらく様子を見る為に休む指示が出たらしく、4割ぐらい減らされる会社都合の休みが嫌ならば、有休で休めと言われたらしい

勤続年数が長いヨメさんは、消えて無くなってしまう有休が腐るほどあるので、それならば有休で休むという事になり、すっかり元気で普通の状態に戻ったヨメさんには、まるで正月休みの様だった(汗)

一時はビビッたが、「(何だったのだろう……)」と思わずにはいられない、ただの体調不良だったのである(汗)

(つづく)

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