翌日の月曜日、ヨメさんが起きて体温を測ると、38.5度ぐらいあった高熱が37度くらいまでに下がっていた

まぁ、一時的なものかも知れないし、安心はできないのだが、この日は昨日の日曜日と違って、平日の月曜日。会社には連絡して休んで結果を再度報告する話は付けたらしいが、「(で、ドコに行けばいいの?)」である

属にいう『かかりつけ医』にあたる、オレたちが普段よく利用する町医者に電話して相談してみると、指定した時間どおりに来てくれれば、普段使っていない別室で診察するから大丈夫だと言う

町医者で診断してもらった結果、インフルの検査結果は陰性だと解ったらしい。じゃあ、いよいよコロナ? になる訳だが、町医者ではPCR検査は受けられないらしく、指定する保健所を紹介するから、そこで受けて来て下さいと言われた

場所は池袋保健所で、自宅からバイクで5分。予約時間も5分単位でかなり細かく指定されたのだが、要は患者が集中しない為にキッチリ分けているだけで、町医者いわく、検査に来る人なんて居なくて、保健所もガラガラ状態なのだと言う

これはオレも意外だったのだが、検査に来る人も居ないヒマヒマ状態なので、紹介された場所でのPCR検査も、3月いっぱいで撤退。この話は3月末の話なので、「ある意味ラッキーですよ」なんて言われたぐらいだった(汗)

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指定された場所でPCR検査を受けて、結果が解るのは3〜4日後、保健所から町医者に連絡が入って、町医者からウチに連絡が来るらしい

これも知らなかったのだが、町医者には結果が解るまでに何日もかかるPCR検査よりも、その場で検査して15分程度で結果が解る検査キットもあるそうで、精度も同じ70%ぐらい。なのにソッチを薦めない理由は、保険が効かずに¥12,000ぐらいかかるからという理由だった

町医者の先生も「何で不便なPCR検査を国が推すのか解らない」と首を傾げていたぐらいなので、この辺りもリアルな政治の一面が見えたという事になる

医者からは「立場上、交通機関は使わないで下さい」と念を押され、普段から散歩しているオレたちにとっては、歩いて行ける距離ではあったのだが、オレが風乗りジョニー号でひとっ走り乗せて行けばいいやという事で、指定された時間にヨメさんを乗せて向かうのであった

(つづく)

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