去年の暮れに、走り納めとしてロナウドと横田基地へ日帰りツーリングに行く事になったのだが、高速を走行中にオレが携帯電話を落っことした(汗)

「オイ、マジか?!」だし、「ウソだろ?!」なのだが、後ろを走っていたロナウドいわく、走行中にオレの尻ポケットから飛び出した携帯が地面に落下したと同時に、ケースとスマホ本体が2つに分離、スマホは幸い路肩側にスッ飛んで行ったが、ケースは高速道路側に行ってしまい、クルマの流れを見て拾おうとしたのだが、クルマに踏まれて大破したという(汗)

まぁまぁ、スマホ本体が無事で、ガビガビに削れてはいるものの、一応正常に使える事も判明したので、「ありがとう、申し訳ない…」なのだが、スマホは買い替えたばかりで1〜2ヶ月ぐらいしか経っていない(汗)。今年はバイクに乗っていて財布も落として出てこないままだし、以前この全く同じ場所を独りで走っていて、ライターやら携帯灰皿やら目薬やらを落とした事もあって、全部同じ年の出来事である(汗)。それだけに気をつけていたのだが、「(どうすりゃいいの?)」と凹みっぷりもハンパじゃなかった(泣)

そんな所にオレのバイクを勝手に撮影している馬鹿者を発見。前に座り込んでポーズまで決めているが、どうやら外国人らしい。「何やってるんだよ」と思いつつ、オレもそんなヤツらを勝手に撮影してやった

目的地である横田基地には、オレたちが必ず立ち寄る増田屋という蕎麦屋があったのだが、コロナの影響で閉店してしまった。昼メシを食べる場所がないので、この三芳サービスエリアで早めの昼食を済ませてしまう事にしたが、別々に買った食券は偶然にも同じメニューの『辛ねぎラーメン』(笑)。食券を出す際に「麺固めでお願いします」とお願いすると、「全部冷凍なのでできません」と断わられた(汗)。そこまでハッキリ言われると、冷凍食品=価格の不満もなくなるぐらい潔かったし、スープもヌルかった(笑)

出発早々にとんでもない足止めを食らったカタチだが、食事も済ませた事だし先を目指そうと出発する。オレは今度こそ落とさない様に、ポケットに入れる場所もジッパーがついたポケットに全部まとめて念には念を入れたし、落としたりしない様に後ろを気にしながら走った

だが、走り出してまもなく、後ろを走るロナウドとの距離が広がっていく。そんなにスピードも出してないのだが、どうしたのだろう……いよいよ止まってしまいそうな速度までロナウドのスピードが落ちてきた為、路肩に緊急避難した

マフラーからパンパンパンパン音がして、排気が安定しない。ガソリンに水でも混じっているような、誤ってハイオク車にレギュラーガソリンを入れてしまったかの様な、どこか詰まった不完全燃焼の状態で、アクセルが上がらないのだ

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ロナウドいわく、シャットオフバルブを下げてガソリンコックをオフにした状態で走ってしまったからかも知れないと言うのだが、オレのバイクにはシャットオフバルブは付いてないので詳しい事は解らない。原理としてはガソリンコックと同じで、ガソリンコックを切った状態で走ったという事のはずだが、それならば元に戻せば復旧するはずである

回復しないのでとりあえずプラグを交換してみると言うロナウドだが、高速なのでクルマはバンバン通り過ぎていく為に危ない。少し離れた路肩に工事用のコーンを発見したので、クルマのドライバーが少しでも気がつき易い様に使わせてもらう事にした

プラグを交換したものの、調子は戻らなかった。点火じゃなくて電気か?となり、バッテリーとレギュレターを調べてみようとテスターを取り出したのだが、オレたちが止まっている路肩から目的の川越インターまでの出口はわずか1キロ。このままクルマの通りが激しい高速の路肩で作業するより、バイクを押してでも出口付近まで行って、そこで工具を広げるなりの対処をしようと提案し、オレのバイクは路肩に停めたままロナウドのバイクの後ろを押し、2人がかりでインター出口までバイクを出して、オレだけ歩いて戻ると、バイクに乗って再び合流した

さて、どうしたものか…なのだが、なんとこの川越インター出口には、ジャパンドラッグという老舗のハーレー屋さんがある事が判明。だったらソコに持って行った方が早いのでは?と話していると、道路公団の人がエライ剣幕で走ってきた

「さっきまで路肩を歩いてたのはキミタチだよね?」昔と違って今は、危ないからなのか、監視が厳しいようだ

道路公団の人に怒られながら、事情を説明し、トラブルはますます深みにはまっていくのであった(汗)

(つづく)

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