出発当日が大雨で、到着したとしても雨の予報で「どうする?」となり、泣く泣く出発を1日遅らせようと決まったが、夕方に連絡が来て「夜中には雨が上がる予報だからいっそ夜中に出発するか!」と決まった年があった

雨も上がって渋滞もなく快適だったが、夜中なので景色が何も見えず、あまり楽しくなかった。そして、超・早朝に「ここから峠に入るからガソリンを入れよう」となったものの、スタンドが開いてない(汗)

当時はネットも発達してなくて、途方に暮れながらスタンドが開くまで待っていた時の1枚(笑)

目的地の1つ前の土肥にはスーパーがあって、そこから3つほど山を超えれば目的地なので、食材を買って用意したりもした。海の家でお願いすれば夕方までに揃えてはくれるが、やはり自分たちで見て選ぶのとは違うし、テンションも上がる

今ではこのスーパーまでの間に別のスーパーがもう1件できたし、コンビニだって2〜3件できて、ホームセンターまで建っている(汗)。昔じゃ考えられないぐらい便利になったし、それこそ行ったばかりの頃は携帯だって圏外だったのだ(汗)

アホみたいに肉ばかり食べていたが、当然魚介類の方が新鮮で美味い。多分若かったからだと思うし、今もし行ったらメニューもだいぶ変わるのだろうが、この歳になって真夏に道路で何日も寝る行為は耐えられそうにない(汗)

もちろん魚介類だって食べるが、途中どこかに寄って1食ぐらいがせいぜいだった。いくら新鮮で美味くても、真夏の炎天下に道路で食べるわけにはいかないので、もっともと言えばもっともなのだが(汗)

立ち寄った海鮮料理屋で一番の売りだという海鮮丼を注文したロナウド。一番の推しらしく、ゴールドのラメというスゴイ容器で出されてテンションも上がる

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が、そんなに美味しくなかったらしく、キン肉◯ンに登場したキャラクターであるカレ◯ックのポーズで不満をあらわにしている姿。お店の中で何をしているか……(汗)

テントからトンネル1つ抜けた所に公衆浴場を発見し、「シャワーだけじゃなくて風呂にも入りたい」と使ってみた。温泉で座敷もあって快適だったのだが、残念な事に翌年には閉店してしまい、1度だけしか使えなかった(汗)

4泊5日もすると帰る日の荷造りも大変で面倒くさい。支度するまでがとにかく暑いので少しでも木陰になる場所までバイクを移動し、そこで荷物を詰めて縛った方が、手間でも涼しいのだ

だから、パンツ一丁で支度する(笑)。ずっと過ごしてきた海パンは荷物に入れちゃうし、帰る服装でバイクの準備をするのは暑過ぎる。最後に着るGパンやTシャツだけ適当に避けておいて、最後の最後にヘルメットと同じタイミングで全部着る(笑)。これも誰も来ない場所ならではである(ちなみに手前のビニールは途中のゴミ捨て場で捨てるゴミ:笑)

17年間続いたUTCだが、10代・20代と違って子どもが生まれたヤツや、仕事の関係で休みを合わせる事がどんどん難しくなっていった。参加できても1泊2日で帰るヤツ、2泊3日で帰るヤツとバラバラで、ロナウドと2人で最終日を迎える時もあった。この後、過去最大級のバイクのトラブルに遭うのだが、それはいつか漫画で描きたいと思っていた(汗)

こうしてみんなで集まる事が困難になっていき、「(オレは今まで一度も『ひとり旅』をした事がなかった)」と気がつき、単身で『四国一周ひとり度』に向かうのである(笑)

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