バイブズミーティング群馬の帰り、高崎で1泊してダニエルたちみんなで呑みに行った時の話題である

会場に行くまではオレが先頭を走って2ケツしているヨメさんに後ろでナビをしてもらい、インカムで行き先の指示をもらっていたのだが、後ろを走るリョーくんが紅葉の綺麗な道をオレとヨメさんが2人乗りで走っている姿がとても『絵』になっていたらしく、走りながら見ていて羨ましく感じたらしい

リョーくんも結婚したばかりの頃は奥さんを乗せて2人乗りでよく走ったらしいが、今じゃまったく乗らないと言う。嫌がられるキッカケになったのは雨でビショ濡れになってからだった気がすると言っていた(汗)

この日ヨメさんは、ダウンのズボンを下に穿かせ、上着もノースフェイスのダウン、その上からウエストライドのシンサレートのファラオコートを着させていたので、総合的な装備はオレよりも暖かいし、おそらく参加メンバーの中でも一番暖かい服をオレが選んで着せていた。『少なくてもこれなら寒くない』という装備に加え、『帰りはもっと寒いかも知れないから』と、更に別に上下1着ずつのインナーを用意して積んでいたぐらいだ

せっかく行ったって寒ければ楽しめないだろうというのが大きな理由だが、その話をするとダニエルはベストだけは電熱のベストを着ているというが、ダニエルのヨメさんは持ってないらしい(汗)

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「オメー、それ(電熱のベスト)はヨメさんに着せてやれよ:汗」だし、ダニエルのヨメさんも「ホントそうだよね!」とご立腹だったが、少し違うのはダニエルのヨメさんは『ハーレーが好きで自分が運転したい人』である

それでもオレは心情的には夫婦で乗っているなら『野郎の方が我慢しろ』派なのだが、『乗るなら甘えずに自分で考えて装備してこそでしょ』とも思う(むしろお互い乗るなら2人で相談しながら揃えたりする方が、よっぽど前向きで盛り上がれるし、より楽しめる気もするのだが:汗)

オレの積んだ荷物が1泊2日でも多いのは、夫婦2人分の荷物を積んでるからで、その中にはヨメさんが『それでも寒いと言い出した場合』の装備まで入っている

実は他にも『泊まる時に呑みに行く』時の為に、ヨメさんのサンダルとスカートも積んできていたし、何でサンダルかは『1日ブーツで過ごして呑みに行くならサンダルの方がラクだろう』が理由で、スカートもヨメさんが希望した『ラクなカッコ』という理由からだった

「(そこまでしなくても…)」という声が聞こえてきそうではあるが、オレの都合に付き合わせてるのだからできる限りの事はしてやりたいし、夫婦2ケツでインカムをわざわざ用意するのも同じ、それによってお気に入りの半キャップは使えなくなってしまうのだが、それも仕方がないと割り切っている

ヨメさんが「スゴイ楽しかった!」とオレより喜んでいるウラには、きっとそういうケアがあって、『寒い』とか『足が痛い』とか余計な障害に気持ちが向かないまま『純粋に楽しめる環境』を用意してやる事も重要なのだと思う

結果2人で帰ってきて思い出話しで盛り上がり、「次もまた行こうね」に繋がるのなら、お互いにとって良い事ばかりなのではないだろうか

せっかくスゴイバイクに乗っているのだから、留守番する方を選ばれるなんて距離を置かれずに、2人で一緒に楽しめる方法を模索してもらえる事を願う

オレはずっとそのカタチで走ってきて、そんな今に満足しているからこそ、そう思うのだった

(おわり)

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