生まれ年も星座も血液型も一緒なのに
全く正反対な私の旦那さんである渡辺シゲアキという謎男の生態を
ヨメの目線から分析。

渡辺シゲアキ
動物好き・人好き・バイク好き

ヨメ
動物苦手・人嫌い・電車好き


●人嫌い VS 人好き

私は元来、他人にあまり興味が無い。
というか、自分の世界でボーッと過ごしているというか….
だから人に嫌われるのも誤解されるのもわりと平気。
だって自分の好きな人だけがわかっててくれれば良い。
仕事だって黙々とパソコンに向かってるのが楽しい。
つまりは自分だけ満足できれば良いタイプ。

一方でダンナさんは人が大好き!
特にちょっと変わった人間臭い人が!!
だからお互いを理解するための労力を惜しまないし、
サービス精神の塊。いくらでも話ができる。
ネタの引き出しだって超・豊富だ。

以前、私たちの両親と一緒にたまたま乗ったタクシーの運転手さんが東京都の「島」出身で、なぜかその島の超ローカルネタでペラペラと会話が弾むダンナさんに、田舎から出てきたウチの両親がエラく関心していたっけ。
なぜそんなコアな引き出しまで!!(@_@;;)

そんなダンナさんと一緒にいるようになって数年。
最近になって私は、自分がコミュ難であることに気づかされた。
話が「異常に」下手なんだそう。
えええ!そうなの?? 
そういえば、仕事で一生懸命説明しても怪訝な顔をされることが多い…….
「この人は私と合わないんだ!」と自分を納得させてきたものの
今となっては認めざるを得ない。
好きな人にだけ囲まれて生きてきた弊害を!
夫婦の会話が成り立つのは、ダンナさんの会話力が高いから!!( ̄◇ ̄;)

「結局何が言いたいの?結論を先に言って」
「いきなり理由から語られても、そもそも何の話か解らないよ」
「自分の話したい事の前に、まず相手に聞かれた事に答えないと」
「曖昧な話し方をすると相手に不信感を与えるよね」
「話し始める前に自分の中で整理してみたら?」

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実は今年の初め、ダンナさんの仕事の役に立てばと一念発起して、
それまでとは真反対の、会話の多い営業的な職種に異動していた。
しかし!世の中そんな甘いはずもなく。
このままでは仕事に支障が出るのでは!? と心配するほどの惨敗の日々。
あまりの惨状に見かねたダンナさんが、コミュ鬼教官へと変化したのである!∑(゚Д゚)
そんな訳での、会話の初歩の初歩のようなダメ出しの嵐。。。

「先生!雑談ってどうやるんですか〜?(泣)」

猛特訓の日々は現在も継続中です。

*ダンナの感想*

最初のタクシーの話は、そういうシュチェーションになると密室なのに『無言』って意外と多くて、その重たい空気を変えて、目的地までの間に皆が楽しい会話で行ければいいかな、と思っただけで、島の情報はオレが行っていた高校が問題ばかり起こして日本中から集められる全寮制の学校だった為に、その島から来ていたヤツもいて話しを聞いていたのです(例えば島には信号が1機しかないぐらいだからノーヘルで原チャリに乗ってもクルマがそもそも少ないし危なくないらしい、ただ、同じお巡りさんに1日3回ぐらい捕まるとか:笑)

そういう場面で気を使って『やかまし過ぎず』『静か過ぎず』を心がけている内に上手くなったのかも知れない

これが発展すると初対面で呑んだりしていてもまんべんなく話題を振って誰1人外れる事なくテーブル全体を盛り上げたりできるようになるので「(あぁ、番組のMCとかってこういう事なんだろうなぁ)」なんて思ったりする(笑)

ヨメさんはコミュ難というかクチ下手というか、良く言えば『おおらか』だし悪く言えば『ニブイ』(汗)。ただ、その性格だから同じ歳の2人がこれだけ一緒に居ても全くケンカにならないし、ズレきった波長が逆に上手くいっているんだと理解しているけど、トンチンカンな会話が多いのだ(汗)

自分のアタマの中では筋書きが進んでいて、いきなりスッ飛ばして「やっぱり冷房はダメだな」なんて言われれば「……なにが?」になるし、よくよくちゃんと聞けばどうやら冷房より除湿を勧めたいらしい(汗)。そういう事が普通にあるし、コッチが何か聞いても結果としての『答え』じゃなく、いきなり理由である『原因』を言ってきたりするわけで、それは時として回りくどい『言いわけ』になったりするし、仕事となれば尚更マズイ

相手が仕事の得意先なら、まずはシンプルに『答え』が最優先だし、それに関しての『理由』を求められたらそこで『原因』を答える事なんか基本中の基本なので、仕事先で相手に悪い印象を与え、ヨメさん自身が怒られたりするんじゃないかと心配になる(汗)

今までは「(この歳で今さら変わらないだろう)」と理解だけだったが、仕事にも関係してくるのであれば、「(意識するだけでも少しは良い方へ変わるかも知れない)」に変わり、オレも「お前ソレじゃ相手は解らんぞ」と注意するようになった

お互いこの年齢でなかなか高いハードルなのかも知れないけど、ヨメさんが言っていたようにヨメさん自身が苦手だと感じる、人と接する業務に志願したりなんて、普通じゃよっぽど抵抗があって避けたい年齢でもあるはずなので、そこへ飛び込む勇気もオレはリスペクトしている

それを挑戦できる単純さというかニブさもヨメさんの強みで、普通はなかなかそうはいかない、人として尊敬できる事なので、オレも応援したいと思っているのである

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