オレがよく行く店はチェーン店よりも基本的に個人経営のお店が多い

個人経営なのでマスター1人じゃ厳しくて、副店長(?)的なポジションか、バイトをプラス1人といったお店が大半なのだが、「(何? このバランス)」とツッコミたくなるぐらい、店員の態度があまりに対照的なお店があったりするので、そんなお店の店員さん善玉と悪玉の面白い一面を紹介したいと思う

・ケース1 『ラーメン屋さん』

店長のマスターも副店長も中国人の男性で、気さくなマスター(善玉)とは対照的に副店長(悪玉)の態度が非常に悪い

オレとヨメさんもそれが解っているから、店を覗いてみてマスターがいれば「おっ、今日は当たりだ♡」とヨメさんと喜んで店に入るし、悪玉だと「今日は止めようゼ:汗」と、他の店に行く時すらある(ちなみに2人とも居る時は悪玉はおとなしいので当たりの日という事になる:笑)

ラーメン屋さんなのでまずは『ビール』『餃子』『麻婆豆腐』『おつまみチャーシュー』なんて注文したりすると、善玉のマスターはビールと同時にすぐ用意できるツマミを1〜2品出してくれて、後は他のお客さんの注文を出しながら残りのメニューを少しずつ用意してくれる、いわゆる『仕事の組み立てができる人』なのだが、悪玉は注文したメニューを全て同時に一度に出す(汗)

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注文した4品を全部一度に出されても冷めちゃうし、その間の他のお客さんは1品でもひたすら待たされるわけで、自分たちが逆に待たされる側、『注文したきり1品も出てこない』状態なんていうのも珍しくない(だから他の店に行くわけだが:汗)

善玉のマスターは仕事もできて意識も高い人なので『今のままの商売じゃダメだ』と考えているし、お客さんがオレたちしか居ない時にはぶっちゃけた相談を聞いたり、アイデアを伝えたりしているのだが(そういったタイミングでマスター不在の時の悪玉の悪業をチクッたりもしている:笑)、店が混雑しようが・しまいが給料が変わらない悪玉にはそんな事は関係ないのか、悪玉だけが任されている時間に忙しいと機嫌が悪くなる(笑)

それこそ店に入ろうとして「(うわ、今日は悪玉だけだ…)」なんて躊躇し、しかもまぁまぁ混んでいたりすると、オレから悪玉に「混んでるからまた今度にするよ」と声をかけて帰るのだが、悪玉は申し訳なさそうどころかとても嬉しそうに笑う(汗)

とにかく厄介なのが『本人に自覚が無い』&『悪気がない』事で、善玉のマスターも「何度も注意してるんだけど…」とアタマを抱えている状態だ

だから、客が増えて混んでくるとどんどん機嫌が悪くなってきて「また悪玉がイライラしてるな…」なんてヨメさんと呑みながら話している内に、善玉のマスターが休憩から戻ってきて、今度は悪玉が休憩の時間になったのらしく、わざわざオレたちの席まできて「すいません、ちょっと休憩に行ってきます♡」と満面の笑顔で挨拶に来る(汗)

多分マスターから「あの人には挨拶に行くように」と言われているから来るのだろうけど、それまでの態度が豹変するほど『休憩が嬉しい』し、『忙しいのが嫌い』なのだ(笑)

そんな挨拶に来られるオレたちも、ただただ苦笑いするしかないのである(笑)

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