バイブズで連載させてもらっている『ザ・ワイルドマン』が4年目を迎えて、それと同じくスタートした毎日更新しているブログも4年目に入っている

かなり前にロッキーから「よくもまぁ、このボリュームのブログを毎日続けられるものだ」とお褒めの言葉を頂いたが、週末以外は毎日自宅にいて大した事件なんか起きないし、我ながらよくもまぁ、今日までネタが続いていると思う

4年間続けて未だにブラインドタッチ(パソコンのキーボードを見ないで画面だけを見ながらスラスラ文字を入力できる)ができないし、自称『ガッツ打ち』という気合いだけで文章を入力するスタイルのままなので、それは多分真剣に覚えようとしてないからなんだろうなとも思いつつ、それでも『文章力』だけは上達してきた気がする

例えば『〜だった』『〜だった』『〜だった』で繰り返す終わり方ばかりの文章なら子どもの様な文章になってしまうし、『〜だった』『〜である』『〜なのだ』というように終わりの最後の文字を『た』『る』『だ』と組み合わせた方が読み易い、そしてそうやって文章を終わらせる為に『言い回しを変える』事がオレでいう文章力の1つだ

本で勉強したわけでもないし完全自己流なので間違っているのかも知れないが、例えば他にも『結構長い』と『結構ながい』のように、漢字の単語が2つ続くのならあえて2つ目の単語は平仮名で表現したり、カタカナを使ったりした方が解りやすかったりするとも思っていて、そういった所にも気を使っている(『中々大変です』『なかなか大変です』や、『これは』『コレは』などね)

この文章力が上がったおかげで漫画の中のセリフに使う『言い回し』に役立つようになって、フキダシの大きさによって意味は同じでも言い回しを変える事で上手く収められるようになったりもしてきたわけで、これは数をこなさなければ身に付かない技術のようにも思う

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それ以外にも「(あぁ、これはブログのネタに使えるな…)」と気がつけば忘れないようにホワイトボードに書き留めたりもしていて、些細な事を『気に留めたりする習慣』が、話題の豊富さというか、知識の豊富につながり、初対面の人と2人きりとかになっても、バイクというジャンルに限らず相手を退屈させたり無言の空気になったりしない、ネタを提供して会話を繋げたりも上達したし(タクシーの運ちゃんや美容院の店員さんみたいな感覚かな……)そういう話題性のようなチカラもついてきた気がする

スタートして1年後くらいに「誰が見てるんだ? 誰も見てないだろう?」とヨメさんと話し、「このまま自然消滅していくカタチでフェードアウトしていってもバレないんじゃないか?」と真剣に迷うぐらい、毎日このブログに費やす時間たるや、馬鹿にならない労力を使ってきた

真剣に止めようか迷っていた当時、有香さんという1人の読者の方が最初にメールをくれて、「(読んでくれている人がいるんだ……)」と普通に驚いたし、それならもう少し頑張ろうと続けてきて、遂に4年目である

バイブズで『ザ・ワイルドマン』がスタートした時、編集部の方から「前に描いていた人の漫画は4年間連載したけど漫画のタイトルも覚えてもらえなかった」と聞き、オレの目標は『4年間は頑張ろう』に決まった

その目標に到達し、まぁ、大変だったが漫画もブログも続けてこれている

『自分が今できる事』を地道に続けてきたが、何につながるか解らないし、そういった見えない所が『継続は力なり』の正体で、何かに役に立つようにできているのかも知れない

ガッツ打ちしかできないままだが、止める時には穴を開けないまま続けて「今日で最後です」で終われれば、そんなカッコイイ締め方はないだろうなと思う

それはきっと、自分で納得できたか・どうかなんだろうなと思うのである

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