リベンジ

少し前に遠くの居酒屋まで行ったが入れてもらえず、タクシーで帰ってきた話をしたが、自宅から4〜5駅分と遠い場所にあるものの、魚料理が新鮮で美味しいのでよく利用していた

そのお店に通っているうちに気がついたのだが、実は同じ系列店がオレたちの最寄りの駅前にもあって、実際以前何回か行った事がある、確かに魚料理が美味しいお店だった

『じゃあ、わざわざ遠くまで行かなくたって近所でいいじゃん』になるわけだが、その店は家族連れで来ている客の子供がうるさくて、オレが怒った店でもあった（汗）

もう2年ぐらい前の話だが、店の座敷でオレたちとその家族しかいなくて、子供が走り回ってうるさいし、親も注意しないのでオレが怒ったのだが、怒ったとはいえ『あの店はもうナシだな』と決まり、行かなくなっていた店なのである

ただ、今回わざわざ遠くまで行ったのに入れなかった事もあって、「（せっかくあんな距離を歩いて行っても入れなかったら無駄じゃん）」になり、系列店だというし、久しぶりに行ってみるか？となった

オレたちも自己防衛として開店時間と同時という早い時間帯に合わせ、混雑を避ける事にして先に別の用事を済ませる事にした

まるでコーラのようなパッケージになったバドワイザーを呑みながら、ひとまず別の用事を先に済ませる。高校生の頃は発泡酒がなくて安いビールの代名詞としてよく呑んだバドワイザーだが、やっぱり薄いし日本のビールの方が美味しい。高知で会ったオーストラリアから来たフランキーたちが日本のビールが好きだというのもうなずける

そんなこんなでお店に到着。まっすぐ行けば10分もかからない近さだ（笑）

これも自己防衛で前回逃げ場がなかった座敷は避けて、カウンターに座った（笑）

系列店だけあってやはり同じメニューがたくさんあった（笑）　感激である

「ヤバイ、もう遠くまで行かなくていいじゃん」と二人で顔を見合わせたが、まさに『灯台下暗し』だ

ただ、あの長い距離での散歩コースも嫌いじゃないくて、遠いからこそ歩きながら呑んだり食べたりしながら話す時間も気に入っていた

ヨメさんも同じ意見のようで、今度は向こうで何か新しい別の店を見つける必要がありそうである。ただ、生ハムはしばらくいらない（笑）

しかも2件となりにはよく〆で食べる立ち食いそば屋もあるので〆にも困らない。近所の魅力を発見し、嬉しいが少しフクザツな気持ちだった（汗）