特殊能力

（＊バイブズミーティングのブログを作成中の為、出発前の出来事です）

ちょっと前にハーレーのオイル交換に行った際、お店の中に整備中のハーレーがたくさん並んでいた。

どれもが修理の途中で、バットと呼ばれるトレーにバラされたパーツやネジ・ボルトなんかが溜められ、汚れたウェス（雑巾）なんかも散らばっている。お店に行く度に思うのだが、この『途中』という状態で、他の車両＆他の車両と手を広げる事、途中でも混乱せずに『整理できて作業する』事がスゴイと思うし、感心してしまう（笑）。

オレなんか自分のバイク1台でも手一杯だし、久しぶりに手を付けたりすると、混乱どころか手際の悪さにゲンナリしてしまう（苦笑）。

（＊またウサギのミッフィーに似た花を発見。意外と多く咲いているのかも知れないが、やっぱり似ている：笑）

仕事でイジッてる訳ではないから当然なのかも知れないが、仕事だからとはいえ複数のバイクを同時にバラして混乱せずに進める・仕上げる事は、もはやちょっとした特殊能力ともいえる（笑）。

バイク屋に行く度に感心していたのだが、先日仕事をしていてヨメさんに同じ様な事を言われた。
なんでもヨメさんに言わせると、脚本家のオレが物語を途中で中断して別の仕事の物語を進め、また他の仕事を手につけたりする事は信じられない事らしい。

言われてみれば確かに、物語なんかはその都度『世界観』や『設定』が違うし、文章の表現も異なる。

暴走族漫画のシナリオなんて書くと、キャラのセリフの言い回し1つでもリアリティが求められるし、その世界観を損なわない様にも注意しながら『文章』としてまとめる訳で、ただ、仕事なので別の仕事に優先順位が変わったりもする（汗）

そっちは『主婦目線』で、主婦が喜ぶ様な『ダメな夫』や『ムカつく姑』なんかを扱う世界だし、更にまた別の広告の仕事がくれば、女性向けのダイエットサプリだったり、クルマの買取査定だったり、白髪染めのシャンプーだったりと毎回変わる（汗）。

ソッチに切り替えながら、漫画家が上げてきたラフや色入れのチェックなんかも並行して作業するのだから、確かにオレも特殊能力なのかも知れない（苦笑）。

「（そう言われればオレもそうか……）」なんて我ながら感心する一方で、これにブログなんかが加わると更にテンパるし、プライベートの生活でバイブズミーティングの準備などまで加われば、考える事だらけである（汗）。

バイク屋がネジを1つ締め忘れただけでも大問題な様に、文字を扱う仕事で報酬を得ているオレなら『誤字・脱字』なんていうのもNGである。
それを最低限踏まえた上でそれぞれの世界観を損なわない物語を書き分け、高いクオリティを維持しているから仕事として食っていける訳で、でも酔っ払ってクルクルパーになったりもするのだから、我ながら大したモノかも知れない（苦笑）。

ちなみに最近風呂から出て、着替えとして持って行ったはずのタンクトップが見つからずにパンツ1枚の格好で探し回った（汗）。いくら探しても見つからず、結局ヨメさんに頼んで2階から新しいタンクトップを持ってきてもらったのだが、いざ着ようとして既に首からタンクトップを下げたまま、つまり半分着ていた事に気づいた（汗）。