謎の食生活

バイクで走りに出た後、ひと風呂浴びて呑みに行った（笑）。

今更ながらオレたちが毎週通っている馴染みの店は安くて美味い（笑）。もともと『やきとん屋』なので豚がとにかく新鮮で美味いのだが、鶏も非常に美味しくて、オレたちは鶏を注文する方が圧倒的に多い（笑）。

普段は焼き鳥を頼むのだが、この日は『鳥南蛮タルタル』を頼んだ（笑）。とにかく鶏が大きくて、めちゃくちゃジューシーなのだ（笑）。

そして『魚』も美味い（笑）。マスターが島国出身なので、新鮮な魚も安い値段で仕入れて来るし、刺身だけに限らず、煮魚なんかも煮汁からして丁寧で美味いのである（笑）。

更に料理のセンスもピカイチで、酒呑みなら必ず喜ぶ様なメニューが多い。毎日必ずシメに食べる『明太油そば』は、中華麺と明太子、半熟卵と天かす、そぼろと刻み海苔をグチャグチャに混ぜて食べるのだが、どれもが非常にマッチして美味しい絶品メニューなのだ（笑）。

普通の市販の麺を使っているのだが、そぼろは隠し味に味噌を使って炒めてるのでコクがあってまろやか。これが明太子の辛味と半熟卵の甘味と非常に良く合って美味いのだが、とにかく総合的に料理のセンスが高いのである（笑）。

マスターは結婚して子供もいるので「家で作っても喜ぶでしょう」なんて話したのだが、家では一切料理は作らず、歳下の奥さんが作る料理を食べているという（汗）。
まぁ、毎日料理を作っている人なら、そんなものかも知れないと納得する一方で、ふと疑問に感じた。

そもそも店で作っている以上は『素材』も良い訳で、豚も鶏も魚も全てがスーパーでは手に入らない様な新鮮な物が市場などから直で入ってくる。
料理の腕前以外でも素材ですら勝てないのならば、家で食べる食事は物足りなく感じたりしないのだろうか？（笑）

お店では『まかない』として店員さんたちで作って食べたりもしてるので、そこでも既にレベルが違う食事をしている事になる（汗）。
実際この店のバイト募集には「美味しいまかない付き」と書かれているし、まかない目当てのバイトも多いらしい（苦笑）。

かくゆうオレも普段ヨメさんが作ってくれる料理に不満がある訳でもないので、あまり真剣に考えてない可能性が高そうだが、よく考えてみるとなかなか面白い世界だと感じた（笑）。