酒呑みのオレが、良い居酒屋・悪い居酒屋を見極める手っ取り早い方法を伝授したい(笑)。

まぁ、知ってる人もいるかも知れないし、なるほどと思う人も多いだろうと思うのだが、それぞれのお店で比べ易いメニューは、居酒屋なら殆どのお店で置いてある『ホッピー』だ。

改めて仕組みを説明すると、ホッピーを注文すると『ナカ(焼酎)』と『ソト(ホッピー)』の2つが出てきて、
ナカである焼酎をソトのホッピーで割って呑む仕組み。

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先にナカが無くなればナカだけをお替わりとして注文するのだが、このナカ(焼酎)の量でお店の良し悪しが決まる。

最初に注文した段階でナカを割ると、ソトが減る、お替わり頼んでまたナカを割ると更にソトが減る。

要は『割る』ソト(ホッピー)1本に対して、ナカの焼酎が何杯呑めるか? が重要なのだ。

これはリアルにソト1本に対して、ナカを2杯頼めばソトも無くなってしまうお店もあるし、ソト1本でナカを4杯頼めるお店も実在する(実体験的には過去2軒:笑)。

居酒屋さんとして一番儲けに繋がるのはお酒なので、客にはお酒を多く頼んでもらいたい。

要はお酒を薄く・少なくしてたくさん呑んでくれた方が儲かるので、ナカの焼酎を濃く・多く出してしまうとお店は損をする。

だから、『良いお店』だなと思うのはソト1本に対してナカ3杯。
逆にナカ2杯だと「(う〜ん…)」と思ってしまうし、ナカ4杯なんてなると「マジか?」と信じられないレベル(笑)。

これに使う焼酎もちゃんとした良い焼酎(『ミンミヤ』や『ダルマ』など)になると、更に良いお店になる訳だが、先にあげた3つのホッピーの写真を見比べてもらうと、ジョッキに入っているナカの量がそれぞれ違うので解りやすいかも知れない。

ちなみにオレがよく行く高知で頼んだ時は、ほぼ焼酎原液の状態で出て来たので、吹き出すぐらい驚いた事がある(汗)。

お店としてこんな事をしてたら儲からないだろうに…と思ったが、客に「酒が薄い」と言われる事が悔しいかららしい。

さすが酒呑みの街なのであった(笑)。

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