ヨメさんの会社で今後の働き方の希望を聞かれたらしく、ヨメさんはテレワークを希望したらしい。

男性社員なら出世コースから外れた選択になるが、ヨメさんは関係ないし、今ではほとんど自宅で仕事をしているので、月に2〜3回しか会社に行かない。

お互いリビングとガレージで仕事をしながらメールでやり取りする事が基本の生活なのだが、昼になるとヨメさんが昼メシを作り始めて一緒に食べ、オレは夕方まで昼寝、ヨメさんは夜まで仕事して、オレは夜から仕事といった毎日だ。

お互いが自宅で仕事をしていると、1週間まるまる外に出ないなんて状況も出てくるし、今まではあった『ヨメさんの会社帰り』が無いので、買い物に寄る事もない。
無駄な出費がとにかく減って、だからこそ週末に呑みに行ったりバイクに乗ったりと、外に出る事が楽しみになっている。

オレはいち早く在宅で完結する仕事だったが、ヨメさんは今の環境がえらく気に入っている様だし、自宅にいながらお互い仕事こそしているが、引退して定年を迎えた様な『老後』になっているのだ。

昨日触れた様に、お互いがこの歳で隠居生活の様なアドバンテージを手に入れられる事は非常に大きな意味があり、『この生活スタイルを維持する為に頑張ろう』くらいの目標ならば、そんなに頑張らなくても達成できそうな気がする(笑)。

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この歳になって、『大きな目標』となる目指す方向性などあまり考えないかも知れないが、オレたちの目標は『老後』の時期をいち早く手に入れ、自分たちの時間をいかに確保して自由に生きていけるか?が目標だ。

去年からコロナの騒動になって、まだまだ情報が不足していて得体の知れないウィルスだった時に、一番驚いたのは感染したきり面会謝絶の状態で、死んだ後も見られる事なく火葬されてしまうニュースだった。

今でこそだいぶ落ち着いてはきたが、やっぱり人間いつかは死ぬし、ホントに何が起きるか解らない。そこは理不尽であろうと『なったらなった』で受け入れるしかないのだ。

それが70〜80歳になった頃なら諦め方も変わってくるかも知れないが、少しでも『割り切れる』『備え』として、早い段階からの余暇、自分が使える元気な状態を、『働く事』より『自由な時間』に割り振っていきたい。

残念だが、バイクに乗れなくなる日がいつかは来るし、可愛がっているネコたちだって死んでしまうだろう。
今の居心地の良い生活を気に入ってるからこそ、高望みして深追いせずに、維持できる方向へ頑張りたいと思う。

この歳になって、『今後の目標』というのを余り考えたりする事もないだろうが、オレたち夫婦は、そこそこしっかり『ゆるく生きる』と決めている(笑)。

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