すっかり寒い季節になって、オレはガレージでエアコンを使って仕事をしている

ひどい時にはプラスして足もとだけ電気ストーブを使ったりもするのだが、先日エアコンを入れたばかりでまだガレージ内が温まりきらなかった為に、パーカーを羽織って仕事をしていた

バイク用の厚手の生地で作られたパーカーなのでかなり暖かいのだが、着てみて感じた事が、重たくて動きずらいのだ

オレは今、脚本家として仕事をしている時が多く、パソコンで原稿の文字を打たなければならない

まるでOLのオペレーションみたいなモノで、カタカタカタカタ文字を打っているし、昼寝をしても1日仕事をすると、肩がこるぐらい腕が疲れる(ちなみに未だブラインドタッチはできず、ガッツ打ちのままである:汗)

バイク用とはいえ厚手の重いパーカーは、そういった作業に対して実に向かない造りなのだ

Pコートなんかに使われる素材であるメルトンも同様で、昔は『生地が厚い』=『高品質』だったし、その分暖かかった

その分重たくて、『重たいからこそ良い』と思っていた

スポンサーリンク

革ジャンやライダースなんかも同じで、昔は良いヤツほどブ厚い革で重かったし、着た時の『ズシッ』とくる重さに、「この重さがいいんだよなぁ」なんて言いながら、バキバキの固いライダースを着ては、「着ながら自分の身体に合わせるんだ!」なんて頑張っていた(笑)

ただ、『重たい』はイコール『動きづらい』でもあって、それは上着だけに限らず、ブーツなんかでも同じ

そりゃ冬山登山のヒトが寒いからといって革ジャンなんか着ないでダウンを選ぶ様に、用途としてそもそも不向きなのだ(汗)

革ジャンの場合はバイクでスッ転んだ時に身体を守ってくれるという別の理由があるし、オレも若い頃は幾度となく助けられた

ただやっぱり、タウンという街中や自宅でどうかとなると、厚手で重たいモノは不向きだという事を改めて痛感した

時代も変わったし、オレも歳をとり、変わったのだろう

でも昔は確かに、厚い革ジャンでバイクに乗れば、風は通さなかったけど、バイクから降りたら身体が冷えきって、固まっている事に気がついて、肩もこっていた気がする(汗)

オレがバカだったので歳をとって、やっと解っただけなのかも知れない(笑)

スポンサーリンク