数ヶ月前から依頼されている新しい仕事で、AI漫画のシナリオ&ト書きがある。
シナリオはともかく『ト書き』というのは描写シーンの説明の事で、シナリオの文章に対して『どういったシーンか』を文章にまとめる作業だ。
その文章どおりにAIでイラストを作成し、漫画として合体して仕上げるというものである。

これが普通のシナリオよりも単価が良く、オレの場合はただでさえ相場よりも高い報酬に対し、倍に近い金額なので引き受けた(その分チェックも厳しいのだが、オレは上手く入り込めた:笑)。
要はAIで漫画家を節約できる分だけ、高い報酬でハイクオリティの脚本家を雇おうという目論見で、数ヶ月前に香川・高知へ行った時に、遠隔から新しい脚本家の選考なんかに関わったのも、このクライアントだった(苦笑)。

そして今回クライアントからオレの第1作目となるAI漫画が、完成&販売が始まったという知らせを聞き、どんな仕上がりなのかを含めて、自分の作品を探してみたのだが、なんとAI漫画の最短売上記録で10位以内に入っていた(驚)。

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ぶっちゃけオレの書いたシナリオのジャンルだけで1,400件以上もあって、探し出すだけで相当苦労したのだが、1作目でこの成績は、マグレかと思うぐらい上出来である(笑)。

オレはもともとAIの普及には賛成派だったのだが、やはり自分が描かなくても結果は出せる様だ(笑)。

それと同時に、もはや『雇われてる』場合じゃないし、クライアントは運営のみにしか関わっていない。シナリオとト書きはオレが書き、AI作成者がイラスト化したものをクライアントが販売している。
じゃあ、オレがAIをマスターして、クライアントの代わりに販売すれば、総取りになるという訳だ(笑)。

自分で書いたり・描いたりしながら、ディレクターとしてもクライアントと関わり、問題点や改善点を見て来たが、いよいよ自分が前に出る時が来たかも知れない(笑)。
失敗のリスクを最小限に抑える経験を活かしつつ、上手くやってみようと思う(笑)。

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