ディレクターをしていた時に面倒を見ていた、主婦の漫画家さんから久しぶりに連絡がきた(驚)。
数年前に出産のタイミングで引退すると言っていたのだが、今回子供の保育園が決まったので、復帰するつもりだという。

改めてお願いしますという挨拶と同時に、「何か良い仕事はありませんか」という相談で、オレが関わっていて、すぐにでも紹介できる仕事を2社ほど教えた(笑)。

ディレクターの立場的に描き直させたり、厳しい事も言ってきたのだが、仕事から離れて利害関係ない立場でも、こういった連絡を取り合える事は素直に嬉しいと思う(笑)。
その子も一時は「こういうタッチで描ける方を探しています」とサンプルに使われていたほど、腕利きの漫画家さんなのだ(笑)。

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出産のタイミングで引退すると聞き、「戻ってくるかも知れないし、連絡先は残しておくから遠慮なく言って欲しい」と伝え、「無事に生まれたら、できれば一報だけ知らせて欲しい」とお願いしていたのだが、半年ほど経った頃に無事に産まれましたと報告をくれて、おめでとうという言葉と同時に、もう仕事なんてどうでも良いから、家庭と育児を頑張ってくれと伝えたきりだった(笑)。

腕前は一流なので、戦力になる事は間違いないものの、2人目・3人目と子どもができればそれどころじゃないし、正直期待してなかったのだが、再び縁が戻る形になって心強いし、良かったと思う(笑)。

お互い顔を合わせた事もない関係なのだが、文章だけのやり取りでここまで関係性を築けるのも、なかなかのモノだと思うし、こういった集合体のコミニティが、時に凄いチカラを発揮する事は侮れない。

それを重要視しているからこそ、オレは例えSNSであろうと、人との触れ合いを大切にしているのである。

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