この日はヨメさんが会社を辞めた日で、せっかくだからと夜に外へと呑みに行った(笑)。

最初ヨメさんは別にわざわざ…と遠慮していたのだが、一応は節目だし、「お疲れさま」という事で外に連れ出す事にして、回らないお寿司屋さんにでも行こうと誘った途端にノリノリになった(苦笑)。



が、しかし、この日は平日だった為、ヨメさんが気に入っているお寿司屋さんが定休日で休みだった(汗)。
結局はオレたちが通う、いつも馴染みの居酒屋へ来たのだが、いつもとは違って遅い時間に来たオレたちを見たマスターに驚かれ、ヨメさんが28年働いた会社を辞めた事を伝えた(苦笑)。







腰が重かったはずのヨメさんも喜んで、2人で呑んでたのだが、そんなオレたちにマスターがソッとテーブルまで来て、オレたちの大好物である『マグロのなめろう』をサービスで出してくれた(驚)。
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度々登場している『マグロのなめろう』は、常連しか知らない裏メニューで、注文パネルにも載っていない。そもそもオレたち以外の客で、注文している姿を見た事がない(笑)。
この日は普段と違って遅かった為、店内は満席で、オレたちの真横では4人のサラリーマンたちが飲んでいたのだが、マスターがクチに指を当てて「(し〜……)」「(サービスです……)」と、持ってきてくれたのだ(驚)。

ホールにはバイトの子が2人も居るのに、マスター自らが厨房で料理を作って、そのままオレたちのテーブルまで届けてくれた。オレたちも店に来た時から混んでいたので自粛するつもりだったのだが、マスターの方から無料で出してくれたのである(驚)。



ビックリするサプライズだったし、これには涙ぐみそうになるぐらいホントに嬉しかった(泣)。




家に帰ってからマスターにお礼のLINEを送ったが、おかげでとても良い思い出になった(笑)。

お寿司屋さんは開いてなかったが、これも神さまが考えてくれた『粋なはからい』だったのかも知れないし、ヨメさんと2人でありがたい事だと感謝するのだった(笑)。
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