オレが勤めていた会社が潰れる話をしたが、それはヨメさんの会社も無くなるという意味でもあり、50歳を過ぎてヨメさんも無職になる。
聞く所によると、一部同じ系列会社に分散される道も選べるらしいが、それでも年齢的に断られる人も多いらしく、ヨメさんの年齢も該当する(苦笑)。
リアルな話で、たらい回しにされて本来の業務ではない、食堂での皿洗いや、ビルの入り口に立って警備員をしている同僚なんかも居ると聞くし、それでも『会社に残りたい』という感覚が、正直オレには理解できない…(汗)。
シビアな見方をすれば、たらい回しにされた所で、配属先の『クビ要員』である事は濃厚だと思っている。もともと居た連中よりも後から入って、その配属先の経営が厳しくなれば、人件費削減で真っ先に斬られるのは自分なのだ。
安定した収入を目指して縋り付きたい気持ちも解るが、そこまで傾いた会社に居たって無理だろう。
逃げ切りたいのかも知れないが逃げきれない、いつまでも『会社の中だけの社会』にしがみつかず、自分をアップデートして、本当の社会で渡り歩く時が遅かれ早かれ来るのである(おそらく数年前にこのブログで予言?したはずだが、それが今回ヨメさんは現実になった訳でもある)。
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少し前にヨメさんの女友だちと呑んだブログを上げたが、元は同じ会社に居た、オレとも同期の子たちだった(だからオレも混ざって一緒に呑んだ訳だ:笑)。
同期の子たちは年齢的な事情もあるが、キッパリ辞めて次のステージを目指しているし、むしろ縋り付こうと必死な人たちに驚いたらしい。
オレは問題を起こして辞めた身だが、当時ヨメさんと話したのは、夫婦で同じ仕事をする事もないし、リスク回避としてオレが先に辞めて、新しい道筋を立てるという結論だった。
今いよいよその時が来たので、ヨメさんも無職になるというのに、ヨメさんは全く動じていない(苦笑)。
それはオレが既に道筋を立てて収入を得るという事に成功していて、オレたち夫婦には計画通りだったからである。
もちろんこれから色々と大変だろうが、既にオレは漫画や脚本、ディレクターと、稼げるパイプをいくつも持っているし、最悪は肉体労働やバイトだって良い。夫婦2人で助け合えば何とかなるだろうと思える、その地盤づくりは完成してるのだ。
通して読めば紆余曲折、なかなかロックな人生ではあるが、それでもちゃんと『前』に進んでいる(笑)。
(おわり)
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