久しぶりに1人で横田基地までソロツーリングに行ってきて、帰ってからヨメさんと呑みに行った(笑)。
お互い別々の休みを過ごした土産話(?)で盛り上がったのだが、この日は普段よりも遅い時間で夜に呑みに来た為、いつもの馴染みの店も満席で、断られる客が居たぐらい大繁盛していた(汗)。
いつもならば、裏メニューである『マグロのなめろう』を頼むのだが、店員さんはバイトの子たちこそ居るものの、厨房はマスター1人で、「忙しそうだし今日は止めようか?」なんてヨメさんと話してたのだが、すっかり仲良くなった女性の店員さんが、「私からマスターにそっと聞いてみますよ」なんて言ってくれて、でも「すいません、ちょっと忙しそうなので、今日は難しそうです…」と申し訳なさそうに戻ってきた為、ヨメさんと2人でお礼を言って断っていた(苦笑)。
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どうせしょっちゅう食べてるメニューだし、無理なら無理で構わなかったのだが、満席で騒がしい店内の奥から『トントントントントン…』と包丁を叩く独特の音が聞こえ、ヨメさんと「(これはひょっとして…)」と顔を見合わせていると、忙しいにも関わらず、なんとマスターが『マグロのなめろう』を作ってくれたのだ(驚)。
繰り返すが、メニューにはない裏メニューなので、注文するタッチパネルにも載っていない。他の客は「(……アレは何?)」状態なのだが、女性の店員さんがソッとオレたちのテーブルに持ってきてくれた(笑)。
オレたちは忙しそうだから遠慮するつもりでいたのだが、マスターはマスターで、せっかくオレたちが来ているのだからと作ってくれたのだと思う。
お互いが別々に過ごした休日だった為に話す事がたくさんあったのだが、このマスターの心配りのおかげで、ますます話が盛り上がった事は言うまでもない(笑)。
店を出る時にいつもの様に両手を合わせてお辞儀をすると、狭いカウンターの隙き間から、笑顔のマスターが手を振ってくれていた。
飲食店でのお店とお客の関係で、こんなカタチでお互いが思いやれる事が素晴らしいと思う。
今日の義理を返す為に、今後も変わらずこの店に通おうと、ヨメさんと話しながら帰った(笑)。
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