新しい仕事の依頼が来たのだが、「このタッチの漫画が描ける漫画家さんを探しています」と見せられたサンプルが、以前オレが描いた漫画だった(驚)。

嘘の様なハナシなのだが、他に見せられたサンプル数点も、オレがディレクターとして漫画家さんに描かせたもので、クライアントから売れているとは聞いていたが、オレが関わった作風に便乗しようと、新しいクライアントが現れたのである(驚)。

「これは私が描いた作品ですね。こちらとこちらは私がディレクターとして、漫画家さんに指示した作品です。漫画家さんたちと連絡も取れます」と答えたらメッチャ驚かれて、「すいません、勝手に使って……」と謝られ、そのまま即採用が決まった(苦笑)。

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オレとしてはありがたいのだが、自分で描くよりもディレクターの方が儲かる訳で、それなら漫画家さんも紹介するから、オレをディレクターとして雇わないかと交渉したものの、過去イチ売り上げたというオレの最初の漫画の様に、オレに描いて欲しいらしい(汗)。

まぁ、そういう理由ならば仕方がないし、初対面にも関わらず結構吹っかけた金額でも了承してくれたので、引き受ける事にした(笑)。

当時のオレはそこまで売れるとは思ってない訳で、1年半前の自分の作品を超える事を目標に描いたら、どんなクオリティの作品ができるのだろうか…そう考えると、忙しくなっても面白そうで、挑戦してみたい気持ちになったのである(笑)。

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