若い子たちほどお酒を飲まなくなっていると聞き、好みだから仕方がないと思う一方で、もったいないとも思った。
今さらながらオレは酒好きでよく呑むが、お酒を通じて出会った関係が相当ある。
今度高知に行くが、高知は朝から全開で酒が呑める『ひろめ市場』という場所があるし、そこを拠点にして色々な人と会う約束をしている。
全てお酒で「一緒に呑もう!」だし、出会ったキッカケもお酒の席、お酒を呑まなかったら出会う事はなかった(苦笑)。
ここで重要な事は、お酒さえ飲めれば良いという訳ではなくて、お酒の場という席で『どう学ぶか?』が大切、それは相手の話をよく聞く事であったり、場を盛り上げる事であったり、呑み過ぎて自分を見失って周りに迷惑をかけたりしないといった『空気を読む』こと。
それが無ければただのワガママな自分勝手で、ホントにただの酔っ払いになってしまうし、オレが高知に行こうが誰も会いになんて来てくれないと思う(苦笑)。
オレはバイクの仲間たちと遊んできたが、今でも付き合いが続いていてBBQに呼んでくれ、皆んなで酒を酌み交わす。
近所に呑み仲間も居て、夫婦でコロナに感染した時には食事を届けてくれたり、高知に行くなら猫を預かろうかと声をかけてくれる。
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高知に行けば仲良くなった知り合いたちが居るし、香川県の上◯さんは予定を合わせて泊まりがけで会いに来る(笑)。
バイクに関係なく、住む土地や職業を超えて繋がりのある、仲の良い友人たちが居る事はすごく幸せだと思うし、自分が恵まれている事を感謝しているが、オレの場合は紛れもなくお酒で、でもお互いが好き勝手に酔っ払っていたら、この関係は成立しないのだ。
『交流』は、人と人とが接する事で生まれるが、全てが芽生えるとは限らない。
今はSNSでも交流は生まれるけれど、相手が見えない・解らない以上、深い信頼関係を築く事は至難の技だろう。
無理にお酒を呑めとは言わないが、オレの人生から酒を取ったら、半分以上の出会いが無くなり、現在親しい友人たちも消えてしまう。
そう思うと決して侮れないし、もったいないと思うのである。
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