新入社員の面接で、企業によっては社員がSNSで何を発信してるか調べる所もあるという。
世間に対しての誹謗中傷やマイナスな発信、SNSを使ってストレス発散なんて考えの社員を雇ってしまったら、会社の内部情報なんかを暴露され兼ねない対策らしいが、今の時代ならもっともだと感じる。
人によっては裏アカとか別アカみたいなアカウントを使い分けたり、お店の経営者ならお店用と個人用なんて複数所有するユーザーもいるが、これも辿れば同一人物かどうかを調べる事など難しくない。
企業に限らず警察などでも同じで、犯罪を犯した犯人の行動を調べる際にもSNSは調べられるし、普段どういった使い方をしているか? は、『その人の内面』を知る1つの基準になってきた。
個人的な読みとして、この流れは加速するだろうと思っているし、これから『その人の性格』、『信用』の部分で、1つの判断基準になるだろうと思う。
今まではフォロワーの数などが『影響力』として評価されてきたが、その基準も変わってくると読んでいて、理由は業者によってフォロワーの数を購入できたり、システムとして機能しない状況。そういった環境から溢れる情報を精査する上で、発信元となる信用度・信頼度が、より重宝される時代がくると思っているのだ。
少し前のブログで、YouTubeの評価基準が登録者数から再生時間へと変わり、今は個々の『いいね』の評価に変わった話をしたが、これも業者が介入して登録者の数を売ったり、機械を使って再生時間を稼いだり、ただの静止画を動画として流したりといった、悪質な手法が乱立したからで、内容がスッカスカでは宣伝費を得て広告を流しても効果がない、『信用』が得られなくなったからである。
これはYouTubeなどの広告に止まらず、個人同士が繋がり易い環境のSNS全般に当てはまるとも言え、気軽に賛同してフォロワーになろうとしても、迂闊に近づけば相手が業者で、何かを売りつけられたりするケースも多い。
使い易い環境を整える為には必要不可欠であり、その1つの判断基準にユーザー個人の日常から『信用度』を測る、SNSの関わり方と使い方。これはYouTubeの様な媒体に限らず、最初に説明した企業や警察も同じで、もっと重要視されて広がるはずなのである。
例えば飲食店のクチコミの様に、客の嫌がらせ目的でマイナスイメージを入れる悪質なユーザーも後を経たないが、お店にとっては死活問題である。
『言ったもん勝ち』の今の状況が続くはずもなく、規制をかける1つの基準は発信元の『信用度』になるだろう。
それを審査するのはAIであり、裏アカだろうと別アカだろうと一瞬で発見されてしまう。
過去に発信した内容の履歴を追う事だってAIならば朝飯前だし、それが『個人の評価』へと変わっていくと思うのだ。
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お店であろうと芸能人を相手にしたスキャンダルだろうと同じで、『顔が見えないから何を言っても良い』という好き勝手な環境が変わる。
変わるとしたら、個々のユーザーの過去を洗った『信用』が『評価』に変わり、評価が低い者はどんどんランクを下げられるなど、それなりの代償を求められる様に変わってくるだろう。
個々の人間性が評価され、評価の基準を満たしたユーザーのみが入会できる様な媒体、SNSという架空の世界でありながらも、『街』や『村』、ひとつの『世界』の様な『住み易い空間』が作られ、ペナルティを起こせば退会して出されてしまう。そんな上流階級(?)のプラットフォームが作られたっておかしくないのである。
*メールの紹介*
『TANAKAローザさん』からメールを頂きました(笑)。
ありがとうございます。
題名: 素敵です。
いつも的確な考察感服いたします。
大事な事ですね、相手あっての物ですものね。
シゲアキさんの周りのワイルドマンメンバーも、
お金では無く愛情、自信でパートナーと結ばれているのですね。とても素敵です。
世の中お金の事ばかりで何か大事な事を忘れてしまっている気がします。
それでも大事な事をしっかり理解しているシゲアキさんが、億単位のビジネスを展開している事に驚きです。
いつまでも謙虚で格好良い「漢」でいて下さいね。
なんか色々褒めて頂いて恐縮です、ありがとうございます(汗)(汗)(汗)。
そんな立派なものじゃないですし、悪く言えば『無計画(?)』、でも責任感は強いのでしょうか…周りの仲間たちを見る限り、そんな気がします(一部例外もアリ:苦笑)。
私は自宅で普段ひとりで仕事をしてるので、自分に向き合う時間と言いますか、考える時間が多いのかも知れません(苦笑)。
また、振り返る時間が多いならば、仲間たちと遊んできたり、会社を辞めてみたり、漫画家になってみたりと過去の情報も多め(?)で、今自分が置かれている環境が恵まれていると同時に、幸せである事を感じたりします(笑)。
その裏には長年乗ってきたハーレーというバイクが在ったり、通じて知り合えた仲間が居たりする訳ですが、今はヨメさんというパートナーと2人で、早い老後の様な生活を送っています(苦笑)。
色々あって現在に至る訳ですが、お金はさほど重要ではなかったですし、今も一応(?)なんとか暮らしています(笑)。
多分知らない人が「1億円あげる!」って言っても、怖いから断るでしょうし、別に何とかなるだろうと思える。根拠は無いのですが、重要なのはソコじゃないと解っているのかも知れません(笑)。
億単位のビジネスというと聞こえは良いですが、クライアントが当たっても私の報酬は変わらないですし、クライアントは好調ゆえに新しいビジネスを始められたので、皮肉にも漫画の仕事は減りました(苦笑)。
私も上を目指さなければならないのですが、現状の条件がかなり良い為、今よりも上を目指すとなると簡単にはいきません(汗)。
それでも自分を安く売って下げる訳にはいかないですし、戦略と挑戦は続きます(苦笑)。
まぁ、切り札もいくつかありますし、何とかなるでしょう(笑)。
フリーの個人で生きていくというのはこういう世界だと思って、これからも頑張るつもりです。
これからも応援よろしくお願いします。
丁寧なメールをありがとうございました。
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