先日風邪をひいて熱を出したのだが、オレは体質的にそこまで熱が上がらないせいか、今回の風邪はコロナやインフルに感染した時よりも酷かった(汗)。

関節がだるいので仕事をしても捗らず、薬を飲んで眠っても限界があって寝てられない(汗)。
ベッドで横になってスマホを弄ってても飽きてくるし、「(参ったなぁ…)」と根を上げつつ、今さらながら入院生活は思ってるほど気楽じゃないし、退屈なんだろうなんて事を考えたりもした(苦笑)。
そんなダメダメ・シオシオ状態の中で、ヨメさんが何も言わずにテレワークに切り替えて、自宅で仕事をしながら看病してくれた。
定期的に冷えピタと氷まくらを交換してくれ、食事も作ってくれた。
翌日には熱も下がったので治ったかと思ったら、薬を飲まなくなった途端にまた熱が上がり始めてしまった(汗)。
その日もヨメさんはテレワークに切り替えて看病し、医者に連れて行ってくれたのだが、「子どもじゃねーし」と強がる一方で、シンドかったので結構助かった(汗)。
ヨメさんに「申し訳ない」と謝ったが、オレも以前同じ事をしてくれたと言われ、とっくに忘れていた昔の話を聞いた。
ヨメさんがちょっとした病気で入院し、手術が終わった翌日に、オレが会社の上司と喧嘩して早退し、ヨメさんの病院へ見舞いに行った話である。
手術が無事に成功した事は知っていたが、その日は仕事が暇で、オレの部署は数人が『待ち』の状態。ボケッと席に収まって、仕事が来るのを待機している状態だった。
オレはこんな事をしてるぐらいなら、有休を使ってヨメさんの病院に行きたいと訴えたが、上司は完全介護の病院で、そんな必要はないと却下されてしまった。
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有休は消化しきれずに消えてしまうほど余っているし、必要か・必要じゃないかを判断するのはオレである。
無事に手術が終わったとしても痛みはあるだろうし、相部屋で他の患者もいる中で、ヨメさんだけ誰も見舞いに来ない様な、淋しさや心細さを与えたくないと言い合いになり、結局反対を押し切って早退して帰ったのだ。
病院に来たオレを見たヨメさんは驚いたが、「クビになったかも知れん」と言ったらもっと驚いていた(苦笑)。
もうサラリーマン時代の相当前の話だし、すっかり忘れていたのだが、あぁ、そんな事もあったなぁと久しぶりに思い出した(笑)。

今さらだが、オレは自分の生まれ歳のハーレーを買ってずっと乗って来た。
バイクに乗りながら一緒に歳を取って行く事が目標で、これは計算内の事だが、結婚したヨメさんが同じ歳だった事は計算外である。

そんなヨメさんとは星座・血液型まで一緒で、大した喧嘩をする事もなく、毎週同じ店まで歩いて呑みに通っている。

この歳になって、少し運命的なものを感じるし、自分が恵まれてる事を再認識するのだった。
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