ここ最近ビッチやロナウドの資料を探す為に、当時連載していた『ワイルドマン』を見返していた。

一応全て実話なのだが、改めて面白いメンツたちが集まっていた事を実感したし、ビッチやロナウドに限らず、風邪を引いたダニエルにクルマを運転させた時には、全員がインフルエンザに感染した時もあった(汗)。

ダニエルの生活を気づかって食事をご馳走したのに、当の本人は突然超・ダサいTシャツを買ってイラッとしたりもした。

そんなダニエルは、ブルのイタズラでガソリンタンクに落書きをされたりもしたし、得意げに買った安物の上着のジッパーが壊れ、真冬の道路を薄着で走ったりもしていた(汗)。

呑み過ぎたゲイリーは、便所を地獄にするという、メンバー史上最強の伝説を作ったっけ(汗)。

そんなオレたちを世話してくれた海の家のオッちゃんも、なかなかのクセモノだった(苦笑)。

オレなんて皆んなに比べればソフトだが、それでもまぁまぁバカだったから、違う意味でアブナイ集団が集まったのかも知れない(苦笑)。

なんともまぁ濃いメンツたちだと思うが、一応バイク漫画なので、ちゃんとキャンプツーリングに相応しいシーンも描いていた(笑)。

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人数が多いから鍋で米を炊いた時もあれば、スマホも無い時代だったので、現地で台風の接近を知った時もあった(汗)。

そうかと思えばゴミ袋で雨カッパを作り、でもトンネルを抜けたら快晴だったりもしたっけ(苦笑)。

4年も前に終わった漫画とはいえ、我ながら、なかなかの完成度だと思う(自画自賛だが:苦笑)。

仲間たちと出会った当時、オレはサラリーマンだったので、自分が漫画家になって仲間たちを題材に漫画を描くなんて思わなかったし、脚本を書いたり、ディレクターとして活動するなんて夢にも思わなかった。

オレはボスとケヴィンの2人に、街中で声をかけられた事がキッカケでチームを結成する訳だが、3人でスタートしたチームが大きくなり、色んなメンツが集まった。

ボスもケヴィンもとっくにバイクから降りてしまったが、声をかけられた時に誘いを断っていたら、きっと違う人生だったと思うし、そう考えると自分の人生を左右したと言っても過言ではない。

この年齢まで1人で生きて来た様で、たくさんの人たちと関わってきた。
自分の作品を久しぶりに見て、感慨深くそんな事を噛み締めるのだった。

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