フリーで自宅に居ながら働く様になって、ストレスからほぼ無縁の生活を味わい、こんなにも快適なのかと心から満足している。
やはり一番のネックは『対人・人間関係』、次に『職場の環境』と『通勤時間』が同じくらいのストレスだった中で、その全てから解放され、信じられないぐらい劇的に環境が変わったと言えるし、いかにストレスが身体に良くないかを思い知らされた(汗)。

ただ、自宅だからといって遊んでいる訳にもいかず、稼がなきゃならない訳で、リアルなハナシ毎月毎月どこまで終わらせて翌月の収入に当てるか? なんて事を考えながら仕事をしている(苦笑)。

それが月末になれば、「(今月はここまで入れちゃいたいな…)」「(もう来月でいいからブログでも進めよう…)」なんてなるのだが、今回のGWの様に月末から月初にかけて長い休みが入るなんて状況になると、イレギュラーな状況にかなりテンパるし、沼津に出かける事を計画して「(泊まりがけで遊びに行きたい♪)」なんてなれば遊ぶ為に必死で、仕事をしながら脳味噌フル回転で計算している(苦笑)。

例えば漫画家さんに依頼する場合は、『キャラクターデザイン』『ラフ』『線画』『色入れ』『納品』と5つの工程に分かれるのだが、月末になって『ラフ』が上がってきた所で、先の『線画』『色入れ』『納品』までは月内に間に合わない。
なので「(こりゃ来月だな…)」なんて優先順位も後回しになってしまうのだが、露骨に止めて待たせる訳にもいかないので、『ゆっくり』になる(苦笑)。

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ゆっくりとは他の仕事の間に挟む事で、オレの様な仕事になると、相手と直接合わない・メッセージのみでやり取りするからこそ、『待ち』の時間が発生する。
この待ちの時間に進めてしまおうという訳で、クライアントや関係者によってはタイムラグが生まれ、『おおよそ半日』『1日』『最悪は翌日』なんて、待たされる時間が別れるのだ(苦笑)。

だから付き合いのあるシナリオを書く会社は、オレが書いた分だけシナリオを買い取ってくれるのだが、「(今月は少ないから、あと2〜3本詰め込んじゃうか…)」なんて思ったりするし、「終わりました!」なんて納品してから「ありがとうございます」の返事が来るまでの間、止めてた漫画のチェックを進めたりする(笑)。

逆のパターンも当然あって、今月内に漫画を納品できそう、でもページが多い(汗)なんてなると、最優先で進めて漫画家さんに戻し、続きを進めてもらわなければ終わらない(汗)。

我ながら凄いと思うのは、漫画のチェックはともかく、シナリオで物語の世界観などを決めて文章を書いているというのに、途中で中断して全然違うジャンルの仕事を始めても、ちゃんと軌道修正して戻れるのである(苦笑)。

職業柄の慣れなのか解らないが、メチャクチャ途中で止めてるのに普通に再開できる(笑)。
これは地味に凄い事で、臨機応変にできなければ収入に波が生まれてしまう(汗)。

シナリオも漫画も共通する事として、終わっても1発では出さないし、必ず半日からまる1日置いて見返す事を心がけているのだが、自分の感性が間違ってないか? 新たな発見はないか? を、一定時間を置いてからチェックしている。

ただ、重なるとゴッチャゴチャ状態な訳で、クオリティを保つ為に工夫しながら、でも自分の収入の安定の為に波を作らない様に、漫画家さんたち関係者も待たせない様にと、色んな事を組み立てながら仕事をしている(汗)。

ここに漫画やシナリオ本来に必要とされる、オチやフリなどの表現力や構成を考えるのだから、自宅で仕事をしながら脳味噌フル回転で、1日が終わった頃にはヘトヘトに疲れたりする(苦笑)。

仕事から帰ってきてビールを飲んでるヨメさんを見て、「今日はオレも飲んじゃおうかな…」なんてトキがたま〜にあるのだが、自分なりに緻密な計算(?)を立てているし、遊ぶ時間を作る為なら尚更必死である(苦笑)。

それでも自分で解決できているので、やっぱりストレスフリーの今の仕事は快適なのだと思うし、今の仕事&収入を続ける為には、それなりの工夫が必要なのだ(笑)。

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