少し前に生命保険のオバちゃんがウチに来て、オレの保険について色々と説明してくれた。
『オバちゃん』と言ってもオレより4〜5歳上という程度だし、そうなればオレも同類でオッさんなのだが、慣れた感覚で使ってしまう『オバちゃん』という言葉も、自分自身が歳を取っている事を痛感してしまう(苦笑)。

保険の話なんてどうでも良いのだが、この保険のオバちゃんとは昔から付き合いが長く、世間話もよく話す関係である(笑)。昔から旦那さんとは冷え切っており、一緒に暮らしているのに会話すらしないと言うし、30歳を過ぎた息子も同居しているのだが、仕事こそしているものの結婚している訳でもなく、彼女も見た事がないという(汗)。
そんなオバちゃんが休日まで働いている事に、ヨメさんが「仕事が好きなんですね」と言った所、別に仕事が好きな訳ではなくて、ただ、休みの日に何をして良いのか解らない・時間が空いてもする事がないから働いているという言葉が印象的だった(汗)。

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オレよりも歳上で夫婦2人で働いているのなら、それなりに裕福なはずである。息子も既に手が離れて働き、一緒に暮らしているなら尚の事で、印象としては一般家庭よりも少し上なぐらい、生活に余裕を持てている家庭なのではないだろうか……

ただ、それでも仕事をして働き、働く理由も『家に居たくない』『時間が空いてもする事がない』となれば、それは『幸せ』なのだろうかと思ってしまう(汗)。

結婚できずに独身の人が増えて少子化が進み、社会問題にまでなっているが、結婚しても冷え切った関係で会話もしないのならば、結婚が全てではない気がする(汗)。
ウチは子供が居ないが、子供が居ても会話もせずに同居しているだけの関係ならば、それも幸福とは思えない(汗)。
しかし経済的にはきっと余裕があって、でも捉えようによっては『ただそれだけ』なのだ(汗)。

そうなると『幸せはお金じゃない』とも思えるし、オレよりも長く生きてきて自分の楽しみを見つけられない事は気の毒にも思う(汗)。

オレは朝からバイクに乗って走りに行き、ヨメさんと呑みに来たら早過ぎたので、隣りの店で呑んで時間を潰していた(15時オープンだと思ったら16時オープンだった。前半の料理などは時間潰しに呑んでいた別の店である:笑)。
オレは自分の人生を楽しめていると思うが、それは『見つけられている』事でもあり、時にはお金や仕事よりも優先してきた結果なのだとも思う。

経済的に余裕があっても満たされてはいない。
『仕事』に限らず全て『自分次第』で、結局は『楽しめるか?』なのだろうし、何か考えさせられてしまった(汗)。

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