昨日『日本の国防』について潜水艦の話をしたが、第二次世界大戦で敗戦して以来、日本は飛行機を作る事が許可されず、戦闘機などもアメリカから買っている。
ただ、近年はミサイルの開発は国内で進められており、かなり精度の高いミサイルがそう遠くない未来には配備される事になるらしい。

ミサイルと言っても『自国を守る』という名目なので飛行距離はおよそ1000kmと短い。日本のあちこちに配置するカタチになって、もっと飛距離を伸ばす事もできるらしいが、これは中国の首都である北京に配慮し、あえて届かない距離にしたと言われている。
要は「なんでそんな危ねーモン作るんだ?」「自分たちを守る為ッス」という言い訳を作る為で、開発している間の今は、アメリカから買ったトマホークミサイルを日本のあちこちに配備しているらしい。

ここから面白いのが『じゃあ国産のミサイルの開発が終わったら、入れ替えたトマホークミサイルはどうなるか?』なのだが、ここで登場するのが高い技術も持った日本の潜水艦で、潜水艦にミサイルを積む事で、どこから現れるか解らない潜水艦がアメリカのミサイルを搭載して、日本近海を潜っている事になるのだ。

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トマホークミサイルの飛行距離は2000km。少なくても日本海側から潜っている潜水艦ならば、余裕で北京すら届いてしまう。

当然そんな事はしないであろう前提だが、「イザとなったらヤッたりますわ」という脅威にはなっているのである。

実にバランスの取れた、なかなか面白い仕組みになっている(決して面白がっている訳ではない)。

長くなってしまったが、明日は物騒ではあるが日本の核兵器についても触れてみたいと思う。

(つづく)

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