最近TVを観なくなって、食事の時にはYouTubeなんかを観ている。
YouTubeにはオレが若い頃に聞いていた歌手なんかの歌も入っているのだが、この歳になって改めて聴いてみると、驚くほど歌が上手い事に気づく。

当時は今の様にSNSなんか無い時代なので、オーディションを受けてガチで受かって選ばれた人たちだし、今の様に加工もしてないので、CDで聴いた状態のままで唄っているのだ。

例えば『JUDY AND MARY』や『Princess Princess』、『浜田省吾』や『米米クラブ』なんか今の時代に聴いても全く遜色ないし、バケモノか! と思うぐらい凄い歌唱力である(汗)。

『ハウンドドック』なんかは今でこそお笑いとかCMでイジられているが、当時の若い頃はバリバリにカッコイイし歌も上手。他のメンバーなんかはお笑いでイジられる今を怒っているのでは? とすら思う(笑)。

共通する事としてどれもが唯一無二で、今の時代でも全然通用するだろうし、今の時代で匹敵するミュージシャンの方が少ない気がする(汗)。

尾崎豊なんて15歳でギター1つを持ってソニーミュージックのオーディションに現れ、一発で合格したというのだから、まさしくバケモノなのだ(ちなみにミスチルでも落とされた高き門らしい:汗)。

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以前、松田聖子の全盛期には数十万人がぶら下がっていると聞いた事があるが、それは松田聖子1人にそれだけの人の生活がかかっているという事らしい。

ヘアメイクさんからその家族、スタイリストや衣装さんから事務所のメンバー、グッズなどの製造・販売者や広告代理店、その家族まで全ての関係者の生活が、松田聖子1人の肩にかかっているというのだ(汗)。

そりゃ全てが一代プロジェクトだし、コケるなんてとんでもない話で、そのプレッシャーの中で芸能界を生き続けてきたという松田聖子本人も、まぎれもなくバケモノクラスの偉人だと言えるだろう。

当時は「いい歌だなぁ」程度の感覚で聴いていたが、この歳になってみるとその凄さが解るし、今も聴ける・残されている環境は、素晴らしいと思うのである。

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