TVで映画のワンピースを観た(笑)。
自宅でアマゾンプライムだかで観られると教えてもらったのだが、少し前に世界中で公開されて、アメリカのタイムズスクエアだかを占拠したとニュースになっていたのを思い出し、オレも話のネタに観てみようと思った訳だ(笑)。

内容が子ども向けのアニメという感覚だったので、オレにはハマらず途中で止めてしまったのだが、映画で公開されて数ヶ月しか経ってないのに、こうやってテレビで観られる事は改めて凄いと思う。

それと同時に感じたのは、毎週日曜朝にアニメで放送しているのはフジテレビで、おそらくこの映画も自分の局で放送したかったはずである。

それを買い取ったのはアマゾンという海外企業なのだから、一体いくらでこの映画の権利を買い取ったのだろうか……

スポンサーリンク

さすがに金額までは知らないが、日本のテレビ局が喉から手が出るほど欲しいはずであろう放送権を買い取る海外企業の力は凄まじい。
きっとケタ外れな金額で映画配給会社から引っ張ったのではないかと思う。

アマゾンプライムやネットフィリックスなどの有料会員制のデジタル配信は、映画に限らずドラマなんかでも豪華なキャストたちを惜しげもなく使い、映画さながらのフルCGで映画顔負けの映像も撮っている。

メディアという圧倒的な『力』を持っているテレビが、それでも太刀打ちできない海外企業の力は凄まじい。

CMという広告料で成り立つテレビが太刀打ちできないほどの力を持つ海外企業は、皆んながそれだけテレビを観なくなり、海外企業のアマゾンプライムなんかを観ている結果だとも言える。

製作費を惜しまず放映権を買い取り、結果視聴者もそっちに流れる事でどんどん力をつけていく。
広告というスポンサーが居ない以上、テレビの様にコンプライアンスもうるさくないし、観たくなければ観なくて良いという自由度も強みである。

今までは当たり前だった『◯時から始まるからテレビの前で座って待つ』が要らない、自分の観たい時に観られるのだから、もはや勝ち目はないだろう。

時代はどんどん変わって不要なものは淘汰されていく。
映画館で上映されたばかりのワンピースを観て、そんな新時代を感じるのだった。

スポンサーリンク