少し前に家の近所に新しい肉屋さんができた。
チェーン店らしいんだけど新鮮で美味しくて、でも18時には閉まってしまう強気な店だ(笑)。
早くに閉まってしまう店なので、オレたちはヨメさんの昼休みを利用して買い物をしている。

スーパーのお肉とは違ってとても美味しいのだが、中でもお気に入りなのが『タンドリーチキン』というカレー粉で下味をつけた鶏肉で、これがメシを何杯も食べれるぐらい美味い(笑)。
ただ、最初に食べた時には鶏肉自体はジューシーで美味しいものの、カレーの味が薄くてイマイチだった。

それをヨメさんがカレー粉を足して焼く事で見事に克服し、我が家の好きなおかずランキング上位に躍り出たのである(笑)。

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ある日いつもの様に昼メシにタンドリーチキンを食べていると、美味しいのだがカレーが濃い(汗)。
汗をかくぐらいのカレーの多さに「今日はカレーが強いな……」とヨメさんに話したら、「お店の人も味が薄い事に気がついて、下味の量を変えたのかも知れない」と言われた。
なるほど、ベースのカレー粉の量が元に戻ったのなら、ヨメさんがカレー粉を加えて焼いてしまうと更に味が濃くなってしまう。
「でも流石に焼く前の鶏肉を、食べて確かめる訳にはいかないから……」というヨメさんに、最もだと思う反面で「(ん…?)」と気になった。

「じゃあアナタは普段どおりの量でカレー粉を足したってコト?」
「いや…ちょっとドバッと出ちゃったケド……」
「はぁ!? じゃあ原因はそれやんけ!!」
「へへ…バレたか♡」
「馬鹿じゃないの!? バレるに決まってるやろがい!!」
本人は上手く嘘をついてダマせたつもりだったらしい(怒)。

そんな事バレるに決まってるのだが、普段ウソをつかないヨメさんは見事に見破られた無様さが面白かったらしく、そこからしばらく涙を流して笑っていた(昼メシの最中ね:怒)。

別に最初から「足し過ぎちゃった」と言えば怒る訳でもないのに、のどかなお茶の間に起きたしょーもないトラブルだった(汗)。

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